中村敬斗(撮影は第4節ラピード・ウィーン戦) [写真]=Getty Images
LASKリンツに所属しているFW中村敬斗が、12日に行われたオーストリア・ブンデスリーガ第17節のSCRアルタッハ戦で決勝ゴールを記録した。
今シーズンも開幕からLASKにとって欠かせない左ウイングに定着している中村。リーグでは16試合のピッチに立って8ゴール5アシスト、国内カップ戦も含めた公式戦通算では20試合の出場で11ゴール6アシストと結果を残していた。オーストリアではウィンターブレイクが非常に長く設定されており、最後の公式戦は昨年11月13日に開催された第16節シュトゥルム・グラーツ戦。およそ2カ月半ほどの中断期間を経て、2月に入ってからカップ戦で再び公式戦の幕が上がっていた。
このような状況で迎えたリーグ再開初戦のSCRアルタッハ戦に中村は先発出場。すると10分に早速“魅せた”。ペナルティエリア中央で右サイドからグラウンダーのクロスボールを引き出すと、キックフェイントで寄せてきたDFを置き去りに。右足で狙ったシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球を自ら押し込んだ。これでリーグでのゴール数は「9」に。公式戦通算得点数は「12」まで伸ばした。
最終的に試合はこのままタイムアップ。中村のゴールが決勝点となり、LASKはリーグ再開初戦を白星で飾った。この勝利でLASKはリーグ戦の3位をキープ。2位のシュトゥルム・グラーツを勝ち点差「6」で追いかけている。次節は18日に行われ、LASKは敵地でSVリートと対戦予定だ。
【スコア】
SCRアルタッハ 0-1 LASKリンツ
By サッカーキング編集部
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