マルセロがオリンピアコス退団 [写真]=NurPhoto via Getty Images
オリンピアコス(ギリシャ1部)は18日、元ブラジル代表DFマルセロの退団をクラブ公式Twitterで発表した。
1988年5月12日生まれのマルセロは、フルミネンセの下部組織出身。2007年1月にレアル・マドリードへ移籍すると、左サイドバックのレギュラーとして活躍し、外国人選手としては同クラブ歴代2位の公式戦通算546試合に出場した。5度のチャンピオンズリーグ優勝や6度のラ・リーガ優勝などに貢献し、同クラブ史上最多となる通算25個のタイトルを獲得した。
昨年6月30日の契約満了に伴いレアル・マドリードを退団。長らく新天地は決まらなかったが、同9月にオリンピアコスと1年の延長オプションが付いた1年契約を結んだ。しかし、コンディションがなかなか整わず、公式戦出場は10試合のみ、スタメン出場に至っては国内カップ戦の2試合のみにとどまった。
マルセロとの契約を双方合意で解消したオリンピアコスは、「オリンピアコスのファミリー全員が、マルセロのオリンピアコスでの協力と存在に感謝したいと思います。彼が私たちと過ごした時間は短いものでしたが、永遠の絆を築くには十分でした」と声明を発表した。
なお、イギリスメディア『アスレティック』は“事情に詳しい関係者”の話として、マルセロが現役続行を望んでいると報じている。新しいチームが見つかるまでは、家族とともにマドリードに滞在する予定だという。
By サッカーキング編集部
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