アツの遺体がガーナに移送された(写真はニューカッスル時代のもの) [写真]=Getty Images
ハタイスポルに所属していた元ガーナ代表MFクリスティアン・アツの遺体が、母国に移送された。19日、ガーナ外務省が公式発表した。
アツは6日に発生したトルコとシリアの大地震で瓦礫の下敷きとなり、一時は救助されたとの情報もあったが、後に誤りであったと判明。結局18日に、遺体となって発見されていた。
ガーナ外務省は、「遺体は家族とトルコのガーナ大使(フランシスカ・アシティ・オダントン氏)と共に、ターキッシュ・エアラインズのフライトで19日の19時40分(日本時間20日4時40分)に到着する」と声明を発表。その後、ガーナの首都・アクラにあるコトカ空港にて、家族、政府関係者、ガーナ・サッカー協会に引き渡されたことを明らかにしている。
アツは2009年に母国ガーナからポルトガルへ渡り、ポルトとリオ・アヴェで頭角を現した後、チェルシーに移籍。その後、ローン修行が続き、エヴァートンやボーンマスなどでプレーした末に、2017年からニューカッスルに移籍した。2022年9月よりハタイスポルに活躍の場を移していた。しかし、6日の大地震がきっかけで命を落とした。31歳の若さだった。
By サッカーキング編集部
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