カーザ・ピアのMF相馬勇紀が逆転弾の起点に [写真]=Getty Images
プリメイラ・リーガ(ポルトガルリーグ)第23節が6日に行われ、カーザ・ピアとパソス・デ・フェレイラが対戦した。
日本代表MF相馬勇紀が所属するカーザ・ピアは、第23節でパソス・デ・フェレイラと対戦。3試合連続でスタメンに名を連ねた同選手は1-1の同点で迎えた76分、敵陣の右サイド深くで相手選手に猛プレスをかけてクリアをカットすると、そのボールがペナルティエリア内に溢れる。いち早く反応したFWアレクサンドレ・ゲデスがマイナスの折り返しを送り、最後はDFフェルナンド・ヴァレラがゴールネットを揺らした。試合はこのまま2-1で終了し、逆転勝利を飾ったカーザ・ピアは、6位に浮上している。
同試合で78分までプレーした相馬は逆転ゴールの起点になるだけではなく、幾度も相手ゴールを脅かしていた。ポルトガルメディア『MAISFUTEBOL』は「この日本人は、生ぬるい前半の中で最もアクティブなプレーヤーのひとり。ボールが彼の足元に来るたびに、試合は加速した」と称賛。続けて「彼はよく走り、必ずしもそれが上手くいったわけではないが、非常にゲームに参加していた。また直接フリーキックからの2度の得点チャンスでは、いずれも相手GKに防がれている」と寸評を下している。
欧州大会出場圏内となる5位までは、勝ち点差が「5」のカーザ・ピア。次戦は13日に行われ、第24節でファマリカンと対戦する。
By サッカーキング編集部
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