サークル・ブルッヘに所属する上田綺世 [写真]=Getty Images
ジュピラー・プロ・リーグ第31節が1日に行われ、サークル・ブルッヘとコルトレイクが対戦した。サークル・ブルッヘのFW上田綺世、コルトレイクのDF渡辺剛は、ともに先発フル出場を果たした。
立ち上がりの3分、上田に早速の見せ場が訪れる。ボックスの中で味方がボールを奪い、そのこぼれ球に上田が反応。ペナルティエリア左で右足を振り抜き、ゴール右下へと流し込んだ。しかし、VARによるレビューの結果、上田の上半身がオフサイドラインを越えていたため得点は取り消された。
それでも、サークル・ブルッヘは16分に先制する。左サイドの深い位置からオリヴィエ・デュマンがクロスを送り、ティボー・ソマースが頭で合わせて押し込んだ。
さらに35分、デュマンが倒されてPK獲得。上田がキッカーを務めると、相手GKの逆を突いてゴール左に突き刺した。上田は2試合連続の得点で今季リーグ戦15得点目。カップ戦も含めると、今季公式戦16得点目となった。
サークル・ブルッヘはGKラドスワフ・マイェツキが複数のビッグセーブを見せたこともあり、2-0で完封勝利。3試合ぶりの白星となった。レギュラーシーズンは残り3試合。サークル・ブルッヘは勝ち点「44」で暫定9位に付けており、上位1チームにヨーロッパリーグへの出場権が与えられるプレーオフ2進出の可能性を残している。
By サッカーキング編集部
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