スコティッシュ・プレミアシップの第31節が8日に行われ、勝ち点85で首位に立つセルティックと、勝ち点76で2位に位置するレンジャーズが対戦した。
リーグ戦では今季3度目となる“オールドファーム・ダービー”。セルティックは古橋亨梧と前田大然は先発に名を連ね、岩田智輝と小林友希がベンチスタートに。また、負傷中の旗手怜央はベンチ外となった。
試合の均衡が破れたのは6分。右サイドからのアーリークロスをボックス右で受けた古橋が胸トラップから右足でシュートを放ち、これがネットを揺らしたがオフサイドの判定でノーゴールに。その後はセルティックが主導権を握る展開ながらゴールは生まれないまま時間は経過。しかし26分、ボックス左からマイナスのセンタリングがボックス中央の古橋へ。ゴールに背を向けながら左足でコントロールすると、素早い反転から右足でシュートを放ち、セルティックが先手を奪った。
リードしたままハーフタイムを迎えたかったセルティックだったが、45分にゴール正面の位置でFKを与えると、これをジェームズ・タヴァーニアーが直接沈めて同点に。迎えた後半も中々ゴールが奪えずにいると、セルティックは62分に岩田を投入。すると直後に右サイドでのジョタの粘りから、右ポスト際に溢れてきたボールを古橋が右足でシュート。これがGKの股間を抜けてゴールとなり、セルティックが再びリードを奪った。
さらに73分にはレンジャーズのバックパスを奪ったジョタが3点目を奪取。79分にセットプレーの流れから再びタヴァーニアーにゴールを奪われるが、試合はそのまま終了となり、セルティックが3-1で勝利した。セルティックは勝ち点を「88」まで伸ばし、その差は「12」に。リーグ連覇に大きく前進する白星を手にした。
なお、今季のゴール数を「22」に伸ばした古橋と、前田は85分までプレー。小林に出場機会はなかった。セルティックは次節、敵地でキルマーノックとの試合に臨む。
【得点者】
1-0 26分 古橋亨梧(セルティック)
1-1 45分 ジェームズ・タヴァーニアー(レンジャーズ)
2-1 62分 古橋亨梧(セルティック)
3-1 73分 ジョタ(セルティック)
3-2 79分 ジェームズ・タヴァーニアー(レンジャーズ)
By サッカーキング編集部
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