ELファーストレグが各地で開催された[写真]=Getty Images
現地時間13日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝ファーストレグの4試合が各地で行われた。
日本代表MF守田英正が所属するスポルティング(ポルトガル)は敵地でユヴェントス(イタリア)と対戦。試合は前半、両チームともに決定機を迎えるも生かすことはできず、無得点で折り返す。ユヴェントスは44分、この試合で獅子奮迅の働きを見せていたGKヴォイチェフ・シュチェスニーが胸部の痛みを訴え交代を強いられるアクシデントに見舞われた。
後半に入ってからもスコアの動かない時間帯が続いたが、73分に均衡が破れる。ショートコーナーの流れからユヴェントスのアンヘル・ディ・マリアがファーサイドに送ったクロスをドゥシャン・ヴラホヴィッチが頭で合わせると、これはゴールライン上でクリアされるも、こぼれ球をフェデリコ・ガッティが押し込んだ。スポルティングは終盤に守田が際どいヘディングシュートでゴールに迫ると、アディショナルタイムにも2度の決定機を迎えるがGKマッティア・ぺリンの好守に阻まれ、試合は1-0のまま終了。なお、守田はボランチの一角としてフル出場し、攻守に存在感を示した。
プレミアリーグで復調の兆しを見せるマンチェスター・U(イングランド)はホームにセビージャ(スペイン)を迎えての一戦。マンチェスター・Uは、FWマーカス・ラッシュフォードをケガで欠いた中でも序盤から主導権を握り、14分と21分にMFマルセル・サビツァーが立て続けに得点。前半に2点のリードを奪って後半を迎えた。
一方のセビージャは84分、ボックス右のゴールライン側からヘスス・ナバスが折り返そうとしたボールがマン・Uのタイレル・マラシアに当たりオウンゴールとなる。さらに後半アディショナルタイム、ユセフ・エン・ネシリの打点の高いヘディングシュートがマン・Uのハリー・マグワイアに当たって方向が変わりゴールイン。再びのオウンゴールで同点に追いつき、土壇場で2-2の引き分けに持ち込んだ。
そのほか、ローマ(イタリア)をホームに迎えたフェイエノールト(オランダ)はMFマッツ・ウィーファーのゴールで1-0の完封勝利。ローマは前半終了間際に獲得したPKをイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニが失敗したことが響いた。また、DF町田浩樹の所属するユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)はレヴァークーゼン(ドイツ)相手に敵地で1-1の引き分け。町田はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。
準々決勝ファーストレグの結果は以下の通り。なお、セカンドレグは今月20日に行われる。
▼EL・準々決勝ファーストレグ試合結果
※左側がホームチーム
フェイエノールト(オランダ) 1-0 ローマ(イタリア)
ユヴェントス(イタリア) 1-0 スポルティング(ポルトガル)
マンチェスター・U(イングランド) 2-2 セビージャ(スペイン)
レヴァークーゼン(ドイツ) 1-1 ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)
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By サッカーキング編集部
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