今季17点目を挙げた(撮影は3月17日のヘンク戦) [写真]=Getty Images
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第33節が15日に行われ、サークル・ブルッヘとシント・トロイデン(STVV)が対戦した。
サークル・ブルッヘの日本代表FW上田綺世、STVVの日本代表GKシュミット・ダニエルはフル出場。STVVの日本代表DF橋岡大樹、元日本代表FW岡崎慎司、FW原大智は先発出場して後半途中までプレーし、STVVの日本代表FW林大地は途中出場した。
試合の均衡が破れたのは41分。サークル・ブルッヘがPKを獲得すると、キッカーを務めた上田はゴール右上隅に突き刺して先制点を記録した。
さらに前半終了間際、スルーパスに抜け出した上田がシュミットとの一対一を制して追加点を記録。上田は今シーズン17点目を記録し、得点ランキングトップと「2」ゴール差の3位に浮上した。また、鈴木優磨(現鹿島アントラーズ、当時STVV)が2020-21シーズンに記録した、ベルギー1部リーグにおける日本人の1シーズン最多得点記録に並んだ。
67分にSTVVがジャンニ・ブルーノのPK成功で1点を返したものの、サークル・ブルッヘは84分に再び2点差とする。上田のお膳立てからケヴィン・デンキーが今季9点目を挙げた。
試合はこのまま終了し、3-1で勝利したサークル・ブルッヘが2試合ぶりの白星を挙げ、プレーオフ2進出に希望をつないだ。レギュラーシーズンの最終節は23日に行われ、サークル・ブルッヘは敵地でズルテ・ワレヘム、STVVはホームでロイヤル・アントワープと対戦する。
【得点者】
1-0 41分 上田綺世(サークル・ブルッヘ)
2-0 45+2分 上田綺世(サークル・ブルッヘ)
2-1 67分 ジャンニ・ブルーノ(STVV)
3-1 84分 ケヴィン・デンキー(サークル・ブルッヘ)
By サッカーキング編集部
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