現在は5名の日本人選手が在籍しているセルティック [写真]=Getty Images
セルティックは2日、今夏のプレシーズン期間に来日することを発表した。
セルティックにとって17年ぶりとなる日本ツアーの開催が決定した。最後にセルティックが来日を果たしたのは2006年夏のこと。当時クラブには中村俊輔氏が在籍しており、同選手が欧州に渡る前に在籍していた横浜F・マリノスと対戦。横浜FMが3-0で白星を飾っていた。
今回の日本ツアーは2023-24シーズン開幕前のプレシーズン期間に開催される。まずクラブはヨーロッパでのトレーニングキャンプを開催し、その後約1週間の日本滞在を予定している。現時点で滞在日時やプレシーズンマッチの対戦相手などの詳細は発表されておらず、追って正式に伝えられる。
セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、今回の日本ツアー開催決定に際し、クラブ公式HPを通してコメントを発表している。
「我々は今夏の日本ツアーを心から楽しみにしている。クラブにとって大きな成功の一部となり、来シーズンに向けた素晴らしい準備になると確信している」
「セルティックは長年にわたって日本と大きな繋がりのあるクラブだ。過去には日本でプレシーズンツアーを開催したこともある。かつて中村俊輔がこの場所で歴史を刻み、現在のチームにも多くの日本人選手が在籍している。実際に日本へ向かい、この関係を活かせるのは素晴らしいことだ」
「昨年のオーストラリアでのプレシーズンツアーでわかったように、セルティックは世界的にニーズのあるクラブだ。このような素晴らしい機会を最大限に活用し、我々のクラブの素晴らしさを世界中にアピールすることは、クラブにとっても正しい取り組みだと思う」
「加えて、我々は日本サッカー界に敬意を示す機会を得たいと考えていたので、Jリーグやその他の日本のクラブと関わることができることを嬉しく思っている。現在、日本サッカーは上昇気流に乗っており、我々は本当の意味での“テスト”に臨むこととなる。だが、それは来シーズンのチャレンジに向かうチームにとって素晴らしいことだ」
現在のクラブには古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、小林友希、岩田智輝と5名の日本人選手が在籍している。クラブを率いるポステコグルー監督も2018シーズンから2021シーズン途中まで横浜FMで指揮を執っており、2019シーズンにはクラブを4度目の明治安田生命J1リーグ制覇へと導いていた。なお、今回のセルティックの来日はかねてより複数の現地メディアによって報じられていた。当時の報道によると、ポステコグルー監督や前田、岩田の古巣である横浜FMとの対戦が予想されている。
By サッカーキング編集部
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