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インテル・マイアミ加入のメッシが“盟友”と共演? ディ・マリア、ブスケツ獲得を画策か

2023.06.09

メッシ(中央)の新天地となるインテル・マイアミがディ・マリア(左)、ブスケツ(右)獲得を画策? [写真]=Getty Images

 2022-23シーズン限りでのユヴェントス退団が発表されたアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアが、メジャーリーグ・サッカーMLS)のインテル・マイアミに加入する可能性があるようだ。アルゼンチンメディア『TyC Sports』のセサル・ルイス・メルロ記者が8日に報じた。

 現在35歳のディ・マリアは母国のロサリオでプロキャリアをスタートさせると、その後はベンフィカ、レアル・マドリード、マンチェスター・U、パリ・サンジェルマン(PSG)でプレー。2022年夏にユヴェントスへの完全移籍が発表されると、2022-23シーズン開幕当初は負傷や出場停止処分の影響でなかなか本領を発揮できなかったが、終わってみれば公式戦40試合の出場で8ゴール7アシストを記録。2023年に突入してからは主力として活躍していたものの、契約満了に伴い、わずか1シーズンでビアンコネーロ(イタリア語で白と黒)のユニフォームを脱ぐことが決まっていた。

 ディ・マリアに関しては、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によって、古巣のベンフィカなどが関心を示していることが報じられていた。今回の報道によると、インテル・マイアミも獲得を画策しているクラブの1つだという。インテル・マイアミは7日、2022-23シーズン限りでのPSG退団が決まっていたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの加入を発表。古巣のバルセロナやサウジアラビアのアル・ヒラルも獲得に乗り出していたが、『アスレティック』の報道によると、アップルおよびアディダスが絡んだ契約によってメッシ獲得に漕ぎ着けたという。契約には『Apple TV』内MLSシーズンパスの収益分配が含まれており、アディダスも長期に及ぶ収益分配の契約を提示したと報じられていた。

 このような状況の中、メッシとアルゼンチン代表で長らく共闘してきたディ・マリアもアメリカに渡る可能性が浮上している。現時点でインテル・マイアミはディ・マリア側から条件を提示されており、これを踏まえた上でオファーを出すか否かを検討している段階とのこと。メッシと同様に2022-23シーズン限りで所属クラブを退団しているため、フリートランスファーでの獲得が可能だ。

 また、ロマーノ記者はインテル・マイアミが獲得を画策している選手はディ・マリアだけではないと報道。2022-23シーズン限りでバルセロナを退団した元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツにも関心を示しているという。ブスケツはバルセロナのトップチームで公式戦初出場を飾って以降、15シーズンで公式戦通算719試合に出場してきた。もちろんメッシともチームメイトで、バルセロナの“黄金時代”を共に築き上げていた。

 今夏の移籍市場で積極的な動きを見せているインテル・マイアミは、かつてマンチェスター・Uやレアル・マドリードなどのクラブで活躍した元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏がクラブの共同オーナーを務めることでも知られている。MLSは春秋制のため現在はシーズンの真っ只中。クラブは16試合を消化し、イースタン・カンファレンス(東地区)の最下位に沈んでいる。

 果たして、インテル・マイアミはメッシの獲得のみにとどまらず、ディ・マリアやブスケツの加入も実現させるのだろうか。MLSでメッシが盟友たちと共演するか否かにも注目が集まっている。

By サッカーキング編集部

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