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守田英正所属のスポルティングが上田綺世に注目? “プランB”としてリストアップか

2023.06.22

今季はベルギーで得点ランキング2位に入る活躍を見せた上田 [写真]=Getty Images

 サークル・ブルッヘに所属している日本代表FW上田綺世に、ポルトガルのスポルティングが関心を示しているようだ。現地メディア『レコルド』が22日に報じた。

 上田は2022年夏、鹿島アントラーズからサークル・ブルッヘに完全移籍で加入した。海外挑戦の初年度となった2022-23シーズンは、適応するのに少しばかりの時間を要したものの、時が経つにつれてゴールを量産。最終的にはジュピラー・プロ・リーグ40試合の出場で22ゴールを挙げ、得点ランキングの2位に入っていた。

 そんな上田に関しては今夏のステップアップが取り沙汰されており、ベルギーメディア『Het Nieuwsblad』は5月26日の時点で「ウエダはベルギー1部の枠には収まらなくなってきており、今すぐにでもプレミアリーグかブンデスリーガに行く可能性がある」、「今夏、サークル・ブルッヘの口座に多額の資金が追加されることは確実だ」などと報じられていた。具体的なクラブ名は明かされなかったものの、その後ポルトガルの強豪であるスポルティングが獲得に乗り出していると報道。去就に注目が集まっていた。

 このような状況の中、『レコルド』はスポルティングが上田を“プランB”としてリストアップしていると報じた。スポルティングは“トップターゲット”としてコヴェントリーに所属しているスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュの獲得を画策しているという。これまでにブライトンやザンクト・パウリなどのクラブでプレーしてきたギェケレシュは、2022-23シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で46試合に出場して21ゴール10アシストを記録。クラブはシーズンを5位で終えたものの、昇格プレーオフ決勝でルートンに敗れ、23シーズンぶりのプレミアリーグ復帰を逃していた。

 現時点でスポルティングは、チャンピオンシップの得点ランキングで2位となる21ゴールを記録したギェケレシュに熱視線を送っているものの、状況次第ではターゲットを上田に切り替える可能性があるという。現在スポルティングには日本代表MF守田英正が所属しており、移籍が実現すればポルトガルの強豪で2名の日本人選手が共演することとなる。

 今夏のステップアップが確実視される上田の新天地はどこになるのだろうか。そして、スポルティングで守田との共闘は実現するのだろうか。今後の動向に注目だ。

By サッカーキング編集部

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