フェネルバフチェへの加入が決まったジェコ [写真]=Getty Images
フェネルバフチェへの加入が決まったボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが、22日に自身のインスタグラムでインテルへ惜別のメッセージを贈った。
ジェコは自身のインスタグラムにインテルへ向けたメッセージをを投稿。「チャオ、クレイジーなインテル。素晴らしい2年間だった。ピッチも監督もチームメイトも美しい。そしてスタンドも美しい。サン・シーロは常に満員で、あらゆる大会でファイナリストになるために、至るところで信じられないような応援があった」と熱いサポートでクラブを支える“インテリスタ”へ感謝の言葉を述べた。続けて、「得点した。夢を見た。夢を見て何マイルも旅をして4つのカップを勝ち取った。素晴らしい旅だった。お別れだが今までありがとう。これからも幸運を!フォルツァ・インテル」とメッセージを締めくくった。
現在37歳のジェコは、ボスニア・ヘルツェゴビナのクラブでプロデビューを果たすと、チェコのクラブを経てヴォルフスブルクに加入。2009-10シーズンのブンデスリーガでは34試合の出場で22ゴールを挙げ、得点王を受賞した。その活躍が認められ、翌シーズンの冬にマンチェスター・Cの一員に。プレミアリーグでも得点を量産し、2度のリーグ優勝やFAカップ制覇にも貢献。2015年からはローマに活躍の場を移し、2016-17シーズンには得点王になるなど、イタリアの地でも力強く攻撃陣を牽引した。
2021年にインテルへ移籍すると、今季は公式戦52試合の出場で14ゴール5アシストを記録。コッパ・イタリア2連覇やスーペルコッパ・イタリアーナ制覇、さらにはチャンピオンズリーグ(CL)での決勝進出を果たしたチームで重要な役割を担った。インテルとの契約は今夏までとなっていたジェコだが契約延長には至らず、22日にトルコの名門フェネルバフチェが同選手の獲得を発表している。
多くのクラブでタイトルを獲得してきたジェコだが、トルコの地でもフェネルバフチェを10シーズンぶりのリーグ制覇へ導くことができるだろうか。
By サッカーキング編集部
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