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ピッチ外でも規格外!? “稀代のスーパースター”C・ロナウドが持つ数々の大記録を紹介

2023.06.23

サッカー界で様々な記録を保持しているC・ロナウド [写真]=Getty Images

 現地時間の今月20日に行われたEURO2024予選・第4節アイスランド代表戦で、男子サッカー史上初となる代表戦の200試合出場を達成したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。今年2月に38歳を迎えたサッカー界屈指のスーパースターは、ピッチ内外で様々な記録を生み出している。
 
 前人未到の代表戦200試合出場を達成し『ギネス世界記録』に認定されたロナウドだが、ギネス世界記録の公式ホームページで「Cristiano Ronaldo」と検索すると実に81個もの記録が出てくる(ロナウド自身の記録ではないものも含め)。当然、ピッチ上での記録が多いのだが、ピッチの外でも様々な記録が認定されている。それでは、どんな偉業が『ギネス世界記録』に認定されているのか見てみよう。
 
 まず、ロナウドといえば圧倒的な知名度と人気だ。プロ選手として駆け出しの頃は、ブラジルの英雄である元祖ロナウドがいたため「ポルトガルのロナウド」と呼ばれてきた彼だが、今ではすっかり「ロナウド」と言えば「クリスティアーノ・ロナウド」。反対にブラジルの英雄は「ブラジルのロナウド」と呼ばれるようになった。
 
 ロナウドの知名度は圧巻で、今年3月24日には「Instagramの最多フォロワー数」としてギネス世界記録に認定された。その数は実に「5億6500万」超。6月23日時点では、5億9000万フォロワーまで数を増やしている。Instagram上でロナウドよりも多くのフォロワー数を誇るのは、6億4000万フォロワーを抱えているInstagramの公式アカウントだけなのだ。そのためロナウドは、世界で最も注目されている人物と言っても過言ではない。
 

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 実は「Instagramの最多フォロワー数」という記録だけでも、ロナウドは5つもギネス世界記録を持っている。まずは純粋な「最多フォロワー数」。さらに「男性での最多」「アスリートでの最多」「男性アスリートでの最多」と部門別でも当然1位に立っている。そして2022年11月21日には「初めてInstagramで5億フォロワー数を達成」という記録も打ち立てたのだ。
 
 ちなみにInstagramでのフォロワー数ランキングは1位がInstagram公式アカウント、2位がロナウドで、3位はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとなっている。メッシは、昨年のFIFAワールドカップカタール2022で優勝した際に投稿したトロフィーを掲げる写真が7500万「いいね」を集めており(3月24日時点)、これはInstagramにおける「最多いいね記録」としてギネス世界記録に認められている。
 

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 ロナウドは他にもSNS関連の記録を保持している。例えば「アスリートにおけるTwitter最多フォロワー数」の記録。2016年8月にギネス世界記録に認定された当時は4500万フォロワーだったが、今では倍以上の1億フォロワー数を誇る。ちなみにアスリート部門で、ロナウドに次いでTwitterのフォロワー数が多いのはブラジル代表FWネイマール(6200万フォロワー)となっている。
 


 
 当然、ロナウドはFacebookでも記録を持っている。ロナウドはFacebookにおいて「最もいいね!された人物」としてギネス世界記録に認められているのだ。記録が認められた2022年2月当時、ロナウドは組織や企業アカウントまで含めた中で「Facebook(公式アカウント)」、「サムスン電子(韓国企業)」に次いで3位となっていたが、その後は2位に浮上。Facebook関連では、もちろん「男性部門」や「アスリート部門」でも記録を保持している。
 
 これだけ人気があるため「男性アスリートのWikipediaページの閲覧回数」でもロナウドはギネス世界記録を持つ。ロナウドのWikipediaのページは、前回認定された2021年1月時点で1億1200万回の閲覧数を記録していた。これは当時2位タイで並んでいた元プロバスケットボール選手のマイケル・ジョーダン氏とメッシより2000万回も多かったという。ちなみに「前回認定」というのは、この記録が定期的に認定されているからだ。ロナウドは2016年に初めて認定されて以降、この記録をずっと保持し続けている。ちなみに「Wikipediaの英語ページ」の閲覧数でもロナウドはギネス世界記録に認定されている。
 
 ビデオゲームの世界でもロナウドは記録を有する。人気サッカーゲーム『FIFA』シリーズにおいて、ロナウドはいくつもギネス世界記録を持っているのだ。例えば『FIFA 19』では「最高レーティング選手」として認定されている。94ポイントはライバルであるメッシと同数なのだが、スピードやドリブルといった各種評価の合計ポイントではロナウドが上回っているため、同ゲームの最高レーティング選手に認定された。

クリスティアーノ・ロナウド

ピッチ内外で様々な記録を保持しているC・ロナウド [写真]=Getty Images


 
 当然、ピッチ上での偉業もギネス世界記録に認定されている。ハットトリックだけでも「チャンピオンズリーグ通算最多ハットトリック(メッシと並び8回)」「チャンピオンズリーグの1シーズンのハットトリック回数(3回)」「FIFAワールドカップの最年長ハットトリック(2018年に33歳で達成)」といった記録を残している。
 
 冒頭で触れた「代表戦における男子選手の最多出場」や「代表戦における男子選手の最多ゴール数」の記録保持者としても認定されているほか、「ワールドカップでの最多マン・オブ・ザ・マッチ(タイ記録)」や「ラ・リーガでの最多PK成功数(61本)」でも記録を持っている。さらに、2021年に12年ぶりにマンチェスター・Uに復帰した時には「プレミアリーグにおいて最も久しぶりの出場(12年118日ぶり)」という少し変わった記録でもギネスに認定されたのだ。
 
 そしてロナウドほどの選手になると、本人が達成した記録以外でも『ギネス世界記録』に名前が出てくる。例えば2015年には人気ゲーム『eFootball』を使った動画におけるYouTubeでの最多視聴数も、ロナウドのキャラクターが使用された動画だった。
 
 また、昨年11月には中国で飲み物のパッケージを使った世界最大のモザイク画(コレオグラフィー)が描かれて『ギネス世界記録』に認定された。大きさは152.645平方メートル。その時に描かれたのがロナウドの顔だったのだ。
 
 このように、色々な記録を認定されているロナウドは、2023年に『ギネス世界記録』の殿堂入りを果たした!

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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