PSGを契約満了で退団したセルヒオ・ラモス [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)を退団した元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスに、メジャーリーグ・サッカー(MLS)行きの可能性が浮上しているようだ。2日、スペイン紙『アス』やイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在37歳のS・ラモスは、2021年夏にレアル・マドリードを契約満了で退団した後、フリートランスファーでPSGへ加入。その後の2年間で公式戦通算58試合出場6ゴール1アシストという成績を残し、チームのリーグ・アン連覇にも貢献した。しかし、加入時に締結した2年契約の満了に伴い、6月末をもってPSGを退団。現在はフリーの状態となっており、新天地に注目が集まっている。
経験豊富な37歳のDFに対しては、今夏の移籍市場を賑わしているサウジアラビアからの関心が明らかに。また、選手本人は“古巣”セビージャへの復帰を望んでいるものの、クラブ側は獲得を検討していないと報じられるなど、依然として去就は不透明となっている。そんななか、MLSのインテル・マイアミがS・ラモスの動向を注視しており、実際に獲得に乗り出す可能性があるようだ。
今夏の移籍市場で、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシと元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツを獲得したインテル・マイアミ。今回の報道によると、元バルセロナ指揮官でもあるヘラルド・マルティーノ新監督が就任したチームは、守備陣の強化を望んでおり、S・ラモスやスペイン代表DFジョルディ・アルバといった経験豊富な選手に関心を寄せているという。スペイン紙『スポルト』が報じたところによれば、インテル・マイアミは既にS・ラモス側との交渉を開始した模様。現時点では、サウジアラビア移籍やセビージャ復帰といった他の選択肢よりも、MLS行きの可能性が高いようだ。
仮にインテル・マイアミへの移籍が実現した場合、S・ラモスはPSG時代の同僚メッシや、スペイン代表で共に戦ったブスケツとの“再会”を果たすこととなる。果たして、選手本人はどのような決断を下すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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