新契約を締結した前田大然 [写真]=Getty Images
今月4日にFW古橋亨梧との新契約締結を発表していたセルティックは前田大然とも契約を延長した。なお、前田の新契約は古橋と同じく2027年6月30日までとなる。
現在25歳の前田は、山梨学院出身で2016年に松本山雅FCへと加入。2019-20シーズンにはポルトガルのマリティモへの期限付き移籍も経験した。2020年夏から横浜F・マリノスでプレーし、2021シーズンの明治安田生命J1リーグでは23ゴールを挙げ、レアンドロ・ダミアン(川崎F)と並んで得点王にも輝いた。
そして、2022年1月にレンタル移籍でセルティックに加入すると、2シーズンぶりのトップリーグ優勝に貢献し、同年夏に完全移籍となった。2022-23シーズンは公式戦49試合に出場し、11ゴール7アシストを記録。古橋、旗手怜央、岩田智輝、小林友希とともに、セルティックの国内3冠に大きく貢献した。
新契約を締結した前田はセルティックのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「僕と家族にとってとても幸せな瞬間です。日本から移籍して以来、クラブの皆さんやサポーターの皆さんは素晴らしく、スコットランドでの生活を楽しんでいます。セルティックは特別なクラブなので、契約を延長できてとても嬉しいです。加入した時、最終目標はリーグ優勝だと言いましたが、それを2度も達成しました」
「昨シーズンの3冠達成は僕のキャリアのハイライトの一つになりましたが、今は次のシーズンに向けて準備をしなければなりません。僕たちの目標は変わりません。クラブやサポーターに成功をもたらすために監督と一緒に一生懸命働くことです。僕たちには守らなければならないトロフィーが3つもあるし、チャンピオンズリーグもあるから、始まるのが楽しみです」
また、今夏に就任したブレンダン・ロジャース新監督も前田について以下のようにコメントしている。
「大然には私が選手として好きな資質がたくさんある。高い強度、攻撃的な思考、そしてオン・ザ・ボールとオフ・ザ・ボールでの運動量は別格だ。彼はここに来て以来、チームで重要な役割を果たし、クラブの3冠達成にも貢献したので、彼と新たな契約を結ぶことができて嬉しく思っている。大然の特徴は本当に楽しみな選手であることだし、彼と一緒に仕事をするのを楽しみにしている」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト