今夏にシント・トロイデンに加入した(左)小川諒也と(右)伊藤涼太郎 [写真]=STVV
シント・トロイデンは7日、今夏の移籍市場で加入したDF小川諒也とMF伊藤涼太郎について新シーズンの背番号が決定したことを発表した。
FC東京から1年間の期限付きで加入した小川は「2番」を、アルビレックス新潟から完全移籍で加入した伊藤は「13番」をそれぞれ着用する。なお、伊藤は新潟時代と同じ背番号となっている。
1996年11月24日生まれの小川は現在26歳。2015年にFC東京でプロキャリアをスタートさせると、2022年夏にはヴィトーリアSC(ポルトガル1部)に期限付き移籍で加入した。FC東京では、在籍6シーズン半で公式戦通算176試合に出場し6得点14アシストを記録。左サイドバックを主戦場に、高精度なキックで攻守両面に活躍する同選手は、日本代表としても通算5キャップを誇っている。
また、1998年2月26日生まれで現在22歳の伊藤は、2016年に浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた。その後は水戸ホーリーホックや大分トリニータへのレンタル移籍を経験すると、2022シーズンに完全移籍加入した新潟で才能が開花。昨シーズンの明治安田生命J2リーグでは全42試合に出場して9ゴールを挙げるなど、リーグベストイレブンに選出される活躍で新潟のJ1復帰の原動力となった。今シーズンも明治安田生命J1リーグで17試合に出場し7ゴール4アシストをマーク。2・3月度のリーグ月間MVPに輝いた。
シント・トロイデンには小川と伊藤の他に、GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、MF山本理仁、FW岡崎慎司と4名の日本人選手が在籍(ローン移籍中の選手は除く)。昨シーズンはジュピラー・プロ・リーグ(ベルギーリーグ)で11勝9分14敗・勝ち点「42」の成績を残し、18チーム中12位に付けた。新シーズンからは、かつてヴィッセル神戸を率いたトルステン・フィンク新監督のもとで“新たなスタート”を切る。
By サッカーキング編集部
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