現在はグレミオに所属しているスアレス [写真]=Getty Images
インテル・マイアミからの関心が囁かれているグレミオ所属のウルグアイ代表FWルイス・スアレスだが、今夏はクラブに残留する可能性が高いようだ。26日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。
メジャーリーグ・サッカー(MLS)に所属するインテル・マイアミは、今夏の移籍市場で積極補強を敢行。パリ・サンジェルマン(PSG)を契約満了で退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを獲得し、バルセロナを退団したスペイン代表DFジョルディ・アルバと元同国代表MFセルヒオ・ブスケツも確保している。
また、同クラブは2013-14シーズンにバルセロナを率いたヘラルド・マルティーノ氏を新指揮官に任命。スカッドの“バルサ化”を進めている。そうしたなか、かつてバルセロナで6シーズンに渡り活躍し、公式戦通算195ゴールを挙げたスアレスにも、インテル・マイアミ加入の噂が浮上。かねてから水面下で交渉が進んでいることが報じられていた。
しかし、スアレスが今夏にMLS上陸を果たす可能性は低いようだ。今回の報道によると、グレミオとの現行契約を2024年12月末まで残しているスアレスは、今夏のインテル・マイアミ移籍を希望し、所属クラブに契約解除を打診していたとのこと。しかしながら、結果的に契約解除には至らなかったため、現在は今夏のグレミオ残留が既定路線となっているという。
移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も「スアレスは今夏インテル・マイアミへ加入しない。交渉は決裂し、終了した」と指摘。また、グレミオを率いるレナト・ガウショ監督も「取引は成立しないだろう。ルイスは12月までグレミオに残るが、メロドラマはもう終わった」とコメントしているようだ。
なお、『マルカ』や『アス』によると、インテル・マイアミは12月にもスアレスの獲得に乗り出す可能性があるという。
By サッカーキング編集部
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