今夏にインテル・マイアミに加入したメッシ [写真]=Getty Images
インテル・マイアミのスタジアムの清掃員が、勤務中にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにサインを求め、クラブの規則に違反したとして即日解雇されたようだ。4日、イギリス紙『ミラー』が報じている。
報道によると、インテル・マイアミのホームスタジアムである『DRV PNKスタジアム』で清掃を担当していたコロンビア人のクリスティアン・サラマンカさんが、事前に作業服の下にアルゼンチン代表のユニフォームを着用し、勤務中にメッシにサインを求めたという。その後、クリスティアンさんは警備スタッフに捕まり、即日解雇になったようだ。
クリスティアンさんは、アルゼンチン紙『La Nacion』でこの出来事について「自分はバスが駐車する区域のトイレを掃除しなければならなかった。すると幸いなことに、バスが到着して選手たちが全員降りたとき、私はそこにいた。最後に残ったのはメッシだった。私は彼に向かって『世界チャンピオン』と叫んだんだ。すると、彼は振り返って私が着ていたユニフォームにサインしてくれたんだ。すぐに警備員が来て、私を連れ出し、解雇された。仕事はなくなったが、一秒一秒に価値があったと思う」とコメント。職を失ったものの、サインを求めたことに後悔はないと振り返った。
なお、メッシにサインを求めてクビになったクリスティアンさんだが、『DRV PNKスタジアム』で働くのはその日が初日だったようだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト