開幕2試合連続ゴールを挙げた古橋亨梧(撮影はプレシーズンのアスレティック・ビルバオ戦) [写真]=Getty Images
スコティッシュ・プレミアシップ第2節が13日に行われ、セルティックとアバディーンが対戦した。
昨季は“国内3冠”を達成し、今季は国内タイトルの獲得だけでなくチャンピオンズリーグ(CL)でも躍進を目指すセルティック。5日に行われた開幕戦では古橋亨梧のゴールもあって4-2でのロス・カウンティを破り、白星発進を記録していた。今節は敵地でアバディーンと激突。古橋、前田大然がスタメンに名を連ね、岩田智輝と旗手怜央はベンチスタートとなった。
試合は早い時間帯に動く。11分、セルティックは敵陣右サイド深い位置でフリーキックを獲得。マット・オライリーが左足でクロスボールを送ると、前田が頭で折り返し、ファーサイドに詰めていたリエル・アバダが押し込んだ。幸先良くセルティックが先手を取っている。
早くも1点を追いかける展開となったアバディーンだが、25分には背後からのロングボールでルイス・ロープスがペナルティエリア左に侵入。マイナスへの折り返しをボヤン・ミオフスキが流し込み、スピーディな攻撃で試合を振り出しに戻している。
敵地で追い付かれるという展開を強いられたセルティックは、直後に“エース”が大仕事をやってのける。29分、敵陣で浮き球の処理が中途半端になった隙を古橋が見逃さず、右足でボレーシュートを叩き込む。古橋の開幕2試合連続ゴールで、セルティックが勝ち越してハーフタイムに突入した。
後半に入ってもセルティックの1点リードのまま時間が経過。終盤に差し掛かった84分にはマット・オライリーが勝利を決定付ける3点目を挙げ、試合はそのままタイムアップを迎えた。セルティックが敵地での一戦を制し、開幕2連勝を飾っている。なお、前田はフル出場を果たし、古橋は86分までプレー。旗手はハーフタイム明けからピッチに立ったものの、負傷の影響で70分にピッチを後にしている。岩田に出場機会はなかった。
次節はスコティッシュ・リーグカップの戦いを挟んで2週間後に予定されている。セルティックは26日にセント・ジョンストンをホームに迎える予定だ。一方、アバディーンは27日に敵地でセント・ミレンと対戦する。
【スコア】
アバディーン 1-3 セルティック
【得点者】
0-1 11分 リエル・アバダ(セルティック)
1-1 25分 ボヤン・ミオフスキ(アバディーン)
1-2 29分 古橋亨梧(セルティック)
1-3 84分 マット・オライリー(セルティック)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト