アヤックスは20日、DFヨシプ・シュタロの完全移籍合意を発表 [写真]=Getty Images
アヤックスは20日、クロアチア代表DFヨシプ・シュタロの完全移籍でディナモ・ザグレブと合意に達したことを発表した。また、2050万ユーロ(約33億円)の移籍金に、最大300万ユーロ(4億8000万円)の出来高ボーナスが付帯していることを併せて伝えている。
2000年2月28日生まれのシュタロは現在23歳。クロアチアとの国境に面するボスニア・ヘルツェゴビナ南部のチャプリナで産声をあげたモダンなCBは、2014年に“名門”ディナモ・ザグレブの下部組織に入団した。各カテゴリーで昇格を繰り返したシュタロは2020年7月にトップチームデビューを果たすと、同シーズン後半戦はイストラ1961にレンタル移籍加入。翌夏に復帰して以降は徐々に台頭し、ここまでクラブ公式戦通算88試合に出場し7得点を記録している。
また、各年代のクロアチア代表でプレーしてきたシュタロは2022年6月にフル代表に初選出されると、同年11月に行われたカタールW杯にも出場した。今年に入ってDFデヤン・ロブレン(リヨン/フランス)がクロアチア代表引退を表明し、“ヴァトレニの若きCBコンビ”としてDFヨシュコ・グヴァルディオール(マンチェスター・シティ/イングランド)の相棒を務めている。
今夏の移籍市場で、下部組織出身のCBユリエン・ディンバーを4000万ユーロ(約63億円)でアーセナルに売却したアヤックス。その後継者として、“ヴァトレニ”での将来を嘱望されているシュタロを選んだようだ。
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— AFC Ajax (@AFCAjax) August 20, 2023
By サッカーキング編集部
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