古橋亨梧(左)、前田大然(右)ともに先発でプレー [写真]=Getty Images
スコティッシュ・プレミアシップ第3節が26日に行われ、セルティックとセント・ジョンストンが対戦した。
セルティックはスコティッシュ・プレミアシップこそ2連勝スタートを切ったものの、20日に行われたスコティッシュリーグカップ2回戦でキルマーノックに0-1で敗北。早くも2シーズン連続となる“国内3冠”への挑戦が絶たれる形となっていた。敗戦からの“リアクション”が求められる今節は今季2度目のホームゲームに臨む。セルティックの古橋亨梧、前田大然は先発出場を飾り、岩田智輝はベンチからのスタートとなった。
試合は立ち上がりからホームチームが攻撃に出る時間が続く。11分、右サイドを駆け上がったアリスター・ジョンストンがグラウンダーのクロスボールを送ると、中央を狙っていた古橋が反応。相手の前に入ってダイレクトで合わせたが、シュートは枠を外れた。
その後もセルティックがゴールを脅かすシーンを増やす。16分、デイビッド・ターンブルの上げた左コーナーキックからマット・オライリーがダイレクトボレーを放ったものの、シュートはGKに阻まれる。27分にも左サイドを崩し、カラム・マクレガーの折り返しをオライリーが狙ったが、シュートは再びGKに弾き出された。前半終了間際には前田、そして古橋にもシュートチャンスがあったものの決めきれず、前半はスコアレスで終了した。
後半に入っても試合の様相は変わらない。両サイドを広く使った攻撃からオライリーが何度もゴールに迫ったものの、なかなかゴールネットを揺らすには至らず。70分にはマクレガーの出した横パスから、セアド・ハクシャバノヴィッチが狙い澄ましたミドルシュートを放ったが、GKディミタール・ミトフが横っ飛びセーブを見せてゴールを許さなかった。
試合終盤に差し掛かるとセント・ジョンストンもシュートの数を増やしたいったが、セルティックと同様に最後の精度を欠き、試合はこのままタイムアップ。セルティックはリーグカップ2回戦に続き公式戦2試合連続無得点に終わり、プレミアシップ3連勝を逃した。一方、セント・ジョンストンは連敗を「2」でストップしている。なお、セルティックの古橋はフル出場を果たし、前田は60分までプレー。岩田に出番はなかった。
次節、セルティックは今季最初のオールドファームに臨む。9月3日に敵地でレンジャーズと対戦予定だ。一方、セント・ジョンストンは2日にホームでダンディーFCと対戦する。
【スコア】
セルティック 0-0 セント・ジョンストン
【得点者】
なし
By サッカーキング編集部
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