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シュミット・ダニエル、今夏にリーグ・アン上陸へ?…ロリアン移籍の可能性が浮上か

2023.08.31

シュミット・ダニエルにロリアン移籍の可能性が浮上 [写真]=Getty Images

 シント・トロイデン所属の日本代表GKシュミット・ダニエルに、リーグ・アン移籍の可能性が浮上しているようだ。30日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

 現在31歳のシュミットは2014年2月にベガルタ仙台に入団しプロキャリアをスタートさせた。複数回のレンタル移籍を経験しつつ、同クラブでは2017シーズン以降に出場機会を増やし、通算68試合でゴールマウスを守った。2019年夏にシント・トロイデンに完全移籍加入すると、すぐさま正GKに定着し、ここまで公式戦通算114試合に出場。また、日本代表ではここまで国際Aマッチ通算13試合に出場している。

 そんなシュミットに、今夏のリーグ・アン移籍の可能性が浮上しているようだ。同選手に対しては、かねてからメスが関心を寄せていたものの、ここにきてロリアンが獲得競争を優位に進めているという。ロリアンを巡っては、サブ要員だったイタリア人GKヴィト・マンノーネが今夏にリールへ完全移籍。目前に迫った移籍市場の閉幕までに、新たなGKを獲得したいと考えているようだ。

 30日にフランスメディア『フットメルカート』が報じたところによれば、ロリアンは正守護神を務めるスイス代表GKイボン・ムボゴの競争相手となり得る選手の獲得を望んでおり、ベルギーで安定したパフォーマンスを見せているシュミットに白羽の矢を立てたようだ。なお、メスも依然としてシュミットの獲得を狙っているとのことだが、現時点ではロリアン加入の可能性が高いと各メディアは報じている。

 シュミットへの関心が報じられたロリアンは、1926年にアマチェアクラブとして発足し、1995年に本格的にプロチームへ移行。2001-02シーズンにはクープ・ドゥ・フランスを制覇しクラブ初のタイトルを獲得した。2017-18シーズンからの3シーズンはリーグ・ドゥでの戦いを余儀なくされたが、2020-21シーズンよりリーグ・アンに復帰。昨シーズンは15勝10分13敗・勝ち点「55」の10位でリーグ戦を終えた。

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By サッカーキング編集部

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