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アル・イテハド、今夏のサラー獲得を諦めず…7日の市場閉幕を前に約370億円を提示へ?

2023.09.05

中東移籍の噂が浮上しているサラー [写真]=Getty Images

 リヴァプール所属のエジプト代表FWモハメド・サラーに対し、アル・イテハド(サウジアラビア)が引き続き関心を寄せているようだ。4日、『スカイスポーツ』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 昨シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグで通算9度目の優勝を飾ったアル・イテハドは、今夏の移籍市場でヨーロッパからの積極補強を敢行。レアル・マドリードを退団した元フランス代表FWカリム・ベンゼマを破格の待遇で迎え入れると、その後もチェルシーからフランス代表MFエンゴロ・カンテ、リヴァプールからブラジル代表MFファビーニョを獲得するなど、戦力強化に努めている。

 そんなアル・イテハドが“次なるターゲット”として関心を寄せているのが、リヴァプールで絶対的エースとして君臨している31歳のサラーだ。サウジアラビアの強豪は既に今夏の獲得に向けた具体的な動きを見せており、先週には1億5000万ポンド(約278億円)とも報じられた巨額オファーを提示。しかし、リヴァプールはエジプトの“韋駄天”の売却を望んでおらず、この入札を拒否したことが明らかになっている。

 それでもアル・イテハドは依然としてサラーの獲得を諦めておらず、サウジアラビア市場が閉幕する7日木曜日までに再度の入札に踏み切る可能性が高いという。報道によると、現地時間2日土曜日にアル・イテハドの代表団がイングランド入りし、ロンドンにてリヴァプール側との交渉に臨んでいるとのこと。“サウジアラビア王者”は総額2億ポンド(約370億円)の正式オファー提示に向けて準備を進めているとも報じられている。また、同クラブはサラー本人がサウジアラビア移籍を前向きに検討していると信じているようだ。

 しかし、リヴァプール側は引き続きサラーを“非売品”と位置付けており、今夏の売却に応じる意思はないという。2017年夏の加入以降、ここまで通算188回もゴールネットを揺らし、直近で行われたプレミアリーグ第4節アストン・ヴィラ戦(3-0○)でも勝利に大きく貢献したサラー。引き続き赤いユニフォームを身に纏ってプレーすることになるのだろうか。今後の動向に大きな注目が集まる。

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By サッカーキング編集部

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