アンデルレヒトへの移籍が決定したトルガン・アザール [写真]=Getty Images
アンデルレヒトは6日、ドルトムントからベルギー代表MFトルガン・アザールを完全移籍で獲得したことを発表した。
発表によると、アンデルレヒトはT・アザールと2026年6月30日までとなる3年契約を締結。移籍金は明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、400万ユーロ(約6億円)で両クラブは合意したという。
T・アザールは1993年3月29日生まれの現在30歳。若くして母国ベルギーを飛び出し、フランスのRCランスでプロキャリアをスタートさせた。2012年夏には兄のエデンと同じタイミングでチェルシーへと完全移籍加入。その後はズルテ・ワレヘム、ボルシアMGへのレンタル移籍を経て、2014年夏にボルシアMGに完全移籍で加入し、2019年夏にドルトムントに完全移籍を果たした。
ドルトムントでは公式戦通算123試合出場で18ゴール21アシストを記録したものの、相次ぐ負傷に悩まされ、出場機会が減少。今年1月にはPSVへとレンタル移籍を果たし、リーグ戦9試合出場で1ゴールを記録した。今夏、ドルトムントに復帰したものの、ここまでブンデスリーガで1試合の出場にとどまり、移籍を決断した。
移籍が決定したT・アザールはアンデルレヒトのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「アンデルレヒトと契約できてとても嬉しい。家族と一緒にベルギーに帰りたいとも思っていた。この夏のクラブの動向を注意深く観察していたが、移籍市場での動き、チームの質、そしてアンデルレヒトのプロジェクトに感銘を受けた。僕は本当にその一部になりたいと思ったし、これからみんなを知って、ベルギーリーグを再び見ていくことが楽しみだ」
By サッカーキング編集部
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