母国が震災に遭ったモロッコ代表 [写真]=Getty Images
現地時間8日深夜に発生した地震により、2000人以上の犠牲者が出ているモロッコ。同国代表の選手やスタッフが、献血で地元の病院に支援を行った。
FIFAワールドカップカタール2022でアフリカ勢初のベスト4進出を果たしたモロッコ代表は、9日にアフリカ・ネーションズカップ予選のリベリア代表戦を予定していたが、地震の影響で試合中止に。同日、“アトラスのライオン”たちは南西部の都市アガディールの大学病院を訪れ、被災者支援のため献血を行なった。
モロッコ代表は公式Instagram(equipedumaroc)でその様子を公開。ワリド・レグラギ監督をはじめ、DFアクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン/フランス)、FWアブデ・エザルズリ(ベティス/スペイン)、GKボノ(アル・ヒラル/サウジアラビア)らが採血に協力する様子を紹介した。
ハキミは自身の公式Twitter(@AchrafHakimi)を通じてコメントを発表。「今、優先すべきは、切実に必要としている人々に血液を提供することです。一人でも多くの命を救うため、献血はすべての人の責任です。あなたたちの助けが不可欠です」と、ファンへの協力を呼びかけた。
By サッカーキング編集部
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