トルコ代表監督に就任したモンテッラ氏 [写真]=Getty Images
トルコサッカー連盟(TFF)は21日、同代表の新指揮官にヴィンチェンツォ・モンテッラ氏を招へいしたことを発表した。なお、契約期間は3年となっている。
トルコ代表は今月8日に行われたEURO2024予選のアルメニア代表戦を1-1のドローで終えると、12日にはキリンチャレンジカップ2023で日本代表に2-4で敗れ、9月の活動で白星を飾ることができず。この結果を受けてサポーターからシュテファン・クンツ監督の解任を求める声も上がっていたなか、18日にTFFは解任報道を否定していたものの、そのわずか2日後に解任を決断したことが発表されていた。
現在49歳のモンテッラ氏は現役時代、主にローマでプレー。技巧派FWとして活躍し、両手を広げて駆け回る「飛行機」のゴールパフォーマンスで知られていた。同氏は2009年夏に現役を引退し、同時にローマの下部組織の指導者に転身。2011年2月から2011年6月にかけてはトップチームの監督も務めた。
その後、カターニアやフィオレンティーナ、サンプドリア、ミラン、セビージャなどで監督を歴任。2021年9月からはアダナ・デミルスポルで監督を務めていたが、今年6月に退任し、その後はフリーとなっていた。
なお、TFFは27日にモンテッラ氏の調印式を行うことも発表。初陣は10月12日に予定されているEURO2024予選のクロアチア代表戦となる。
By サッカーキング編集部
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