セルティック復帰の可能性が報じられたジョタ [写真]=Getty Images
アル・イテハドに所属するポルトガル人FWジョタが、1月に古巣であるセルティックへと復帰するかもしれない。23日、イギリスメディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。
今年の7月に2500万ポンド(約46億円)と報じられる移籍金で、セルティックからサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテハドに完全移籍加入したジョタ。しかし、8月29日のアル・ワフダ・メッカ戦を最後にメンバー外が続いており、ジャーナリストのルディ・ガレッティ氏は、ジョタが冬の移籍市場までチームリストから外されていると報じていた。
そんななか、かつてセルティックなどで活躍したフランク・マカベニー氏が、同メディアに対してジョタの去就について注目のコメントを残した。昨季までジョタのチームメイトとして切磋琢磨しつつ、今季はジョタが抜けた左ウイングのポジションで定位置を掴んでいる日本代表FW前田大然について「前田は素晴らしい仕事をしている。彼はひたすらアップダウンを繰り返して守備も行うし、それが右サイドであろうと左サイドであろうと関係ない」と称賛を送りつつ「でも、“ある人”が1月にジョタが戻ってくると言っていたんだ」と発言。前田の役割を高く評価しながら、冬の移籍マーケットで“新戦力”が加わる可能性を示唆した。
また、「ジョタがチームに何をもたらすか知っているから、彼が戻ってくるのは素晴らしいことだ。しかし、ブレンダン(ロジャーズ監督)は上層部たちと話し合い、何人かの選手と契約する必要があると伝えるべきだ」と同選手以外にも複数人の補強が必要だと述べている。
現在24歳のジョタは母国であるポルトガルの名門ベンフィカの下部組織出身で、2019年夏にトップチーム昇格を果たした。その後はバジャドリードでの1年間の武者修行を経て、2021年夏にセルティックにレンタル移籍で加入。在籍初年度に公式戦通算40試合の出場で13ゴール14アシストという成績を収めると、昨年夏に完全移籍への移行が発表された。昨シーズンもチームの主力として公式戦通算43試合に出場し、15ゴール12アシストをマーク。日本代表FW古橋亨梧らとともに攻撃陣を牽引して、“国内3冠”達成に大きく貢献した。
By サッカーキング編集部
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