解任となったビール監督 [写真]=Getty Images
レンジャーズは10月1日、マイケル・ビール監督を解任したことを発表した。
今シーズンのレンジャーズはスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)開幕節でキルマーノックに敗れ、黒星スタートを喫すると、チャンピオンズリーグ(CL)の予備予選でも敗退し、ヨーロッパリーグ(EL)に出場することに。リーグ戦では7試合終了時点で4勝3敗となり、ライバルの首位セルティックとは勝ち点「7」差で3位となっている。
このような状況から、9月30日に行われたアバディーン戦に1-3で敗れた翌日にレンジャーズは、今シーズンの成績が期待されていたものに及んでいないことを理由にビール監督を解任したことを発表。今後は暫定的にスティーヴン・デイヴィス氏がチームを率いることも明らかになっている。
指揮官解任を受け、レンジャーズのジョン・ベネット会長はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「マイケルが昨年11月に監督としてクラブに復帰して以来、献身的に働いてくれたことに感謝したい。結果が取締役会、マイケル、サポーターの期待を大きく下回ったことは明らかだった。新しい監督を探すプロセスはすでに始まっている。スティーヴン・デイヴィスと暫定指揮陣の成功を祈っている。適切な任命が行われるまで、必要な限り責任者を続けるだろう」
現在43歳のビール監督は、レンジャーズやアストン・ヴィラでのアシスタントコーチ、QPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)での監督を歴任後、2022年11月にレンジャーズの監督に就任。2020-21シーズン以来の優勝を目指した今シーズンだったが、就任から約10カ月でレンジャーズを離れることとなった。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト