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守田英正の今季初ゴールが決勝点! 接戦制したスポルティングが4連勝で首位キープ

2023.10.09

4連勝に貢献した守田英正(画像はELのアタランタ戦)[写真]=Getty Images

 プリメイラ・リーガ(ポルトガルリーグ)第8節が8日に行われ、スポルティングアロウカが対戦した。

 今シーズンはここまでリーグ戦7試合を消化し、6勝1分の勝ち点「19」で首位を走っている好調スポルティング。4連勝を目指す今節はリーグ戦3連敗中のアロウカを本拠地『エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ』に迎えた。開幕からリーグ戦全試合にフル出場している日本代表MF守田英正は、この日もボランチの一角として先発出場を果たしている。

 試合の均衡が破れたのは31分、右サイドの敵陣深くでボールをキープしたマーカス・エドワーズがカットインからゴール前へ鋭いクロスを供給。フリーで走り込んだヴィクトル・ギェケレシュが右足のダイレクトボレーでネットを揺らし、スポルティングが先制に成功した。攻勢を強めるスポルティングは39分にもエドワーズのクロスからチャンスを迎えるも、ファーサイドに走り込んだ2選手はいずれも合わせることができず、追加点とはならなかった。

 試合を優位に進めていたスポルティングだったが42分にアクシデント発生。右サイドバック(SB)に入っていたウスマン・ディオマンデが、相手選手との接触プレーでこの日2枚目のイエローカードを提示されて退場に。残り時間を10人で戦うことを余儀なくされた。

 後半に入り52分、数的優位のアロウカが試合を振り出しに戻す。敵陣ボックス左角付近でボールを受けたジェイソン・レメセイロが右足インスイングのクロスをゴール前に供給。これに反応したラファ・ムジカが豪快なヘディングシュートを叩き込んだ。同点に追いつかれたスポルティングは、55分にFKの逃れからヌーノ・サントスが強烈なシュートを放つも、惜しくも枠を捉えることができず。

 それでも68分、左サイドから仕掛けたペドロ・ゴンサウヴェスが巧みなフェイントでマークを外し左足でゴール前へ送ると、これに反応したのは守田。ニアサイドに走り込み、右足インサイドで右のサイドネットを揺らした。数的不利のスポルティングが勝ち越しに成功する。守田にとっては今シーズンの初ゴールとなった。

 その後は両チームがチャンスを作り合うも、両GKの好守もあり追加点は生まれず。最終盤にはアロウカのラファエル・フェルナンデスに2枚目のイエローカードが提示され10人対10人の戦いに。そのままスコアは動かず、2-1で勝利したスポルティングがリーグ戦4連勝を飾った。

 次節、スポルティングは30日にアウェイでボアヴィスタと、アロウカは27日にホームでモレイレンセと対戦する。

【スコア】
スポルティング 2-1 アロウカ

【得点者】
1-0 31分 ヴィクトル・ギェケレシュ(スポルティング
1-1 52分 ラファ・ムジカ(アロウカ
2-1 68分 守田英正スポルティング

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By サッカーキング編集部

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