ジャマイカ代表に招集される可能性が浮上したグリーンウッド [写真]=Getty Images
ヘタフェに所属している元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドは今後、ジャマイカ代表としてプレーするかもしれない。10日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在22歳のグリーンウッドは、7歳からマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に所属し、2019年には17歳の若さでトップチームデビュー。クラブから背番号「11」を与えられるなど将来を期待されていたが、2022年1月に恋人への強姦と暴行容疑で逮捕および起訴され、同クラブでの活動が停止に。最終的には起訴が取り下げられたものの、クラブによる内部調査を踏まえた上でクラブ退団が決定。新天地はヘタフェで、1年間のレンタル移籍加入が決まった。
8日に行われたラ・リーガ第9節セルタ戦で、627日ぶりとなるゴールを決めたグリーンウッド。イングランド代表として1試合プレー経験がある同選手だが、ジャマイカ国籍も保有しているため、代表チームを変更する可能性があるようだ。
ジャマイカ代表を率いるヘイミル・ハルグリムソン監督は、グリーンウッドの招集に興味を示しており、「チームに最高の人材を迎えたいと思っている」と同選手についてコメント。「もし彼が以前のフィットネスとレベルを取り戻せば、間違いなくジャマイカを助けることができる力を持っているだろう」と述べるに留め、招集の可能性を否定しなかった。
これまで2カ国での代表経験がある選手には、チアゴ・モッタ(ブラジル代表からイタリア代表)、ジエゴ・コスタ(ブラジル代表からスペイン代表)などがおり、アーセナルに所属するデクラン・ライス(アイルランド代表からイングランド代表)もその1人である。果たして、グリーンウッドも代表チームを変更することになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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