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ベルギー代表がメンバー変更…トロサール&アル・ダヒルが負傷の影響で活動不参加に

2023.10.11

トロサール(左上)とアル・ダヒル(右上)が離脱し、フェルメーレン(左下)とファンフースデン(右下)が追加招集 [写真]= Icon Sport/Getty Images

 10月のインターナショナルマッチウィークを過ごすベルギー代表のメンバーが変更されることとなった。王立ベルギーサッカー協会(KBFV)が伝えている。

 まず、KBFVは9日、アーセナルに所属しているFWレアンドロ・トロサールが負傷のため、今回の代表活動に参加しないことを発表。負傷の詳細は明かされていなかったが、イギリスメディア『イブニング・スタンダード』によると、ハムストリングの負傷が確認されたという。トロサールは8日に行われたプレミアリーグ第8節のマンチェスター・シティ戦(○1-0)にスタメン出場していたが、この負傷の影響もあってハーフタイムに交代を強いられていた。ただし、アーセナル側としては今回の代表活動不参加はあくまで予防措置の意味合いも強く、長期離脱には至らない見込みのようだ。

 次いで10日、KBFVはバーンリーに所属しているDFアミーン・アル・ダヒルの離脱も発表。当初、アル・ダヒルはベルギー代表のキャンプに合流していたものの、キャンプ地にて公式戦に出場できるような状態ではないことが確認された模様だ。アル・ダヒルは7日に行われたプレミアリーグ第8節のチェルシー戦(●1-4)に先発出場しながらハーフタイムで交代しており、チームを率いるヴァンサン・コンパニ監督は負傷の影響で交代カードを切ったことを認めていた。

 上記2選手の離脱に伴い、RBFAはロイヤル・アントワープに所属しているMFアルトゥール・フェルメーレン、そしてスタンダール・リエージュに在籍するDFジーニョ・ファンフースデンを追加招集すると発表した。フェルメーレンは現在18歳ながら既にロイヤル・アントワープで主力に君臨しており、今季はここまで公式戦15試合出場1ゴール5アシストを記録。これまでに各年代別の代表に招集された経験こそあれど、A代表は今回が初招集となった。一方、現在24歳のファンフースデンはスタンダール・リエージュの最終ラインの柱として、これまでに開催された今季のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)全10試合にフル出場。国内リーグでの活躍が評価され、2021年9月以来となる代表復帰を果たしている。

 EURO2024予選でグループFに入ったベルギー代表は、ここまで4勝1分の成績を残して首位をキープ。勝ち点「13」で並ぶ2位オーストリア代表と13日に対戦し、16日に勝ち点「6」の3位スウェーデン代表と対戦予定だ。なお、“レッド・デビルズ”(ベルギー代表の愛称)はあと1勝で2位以上が確定し、本戦出場権を獲得する。

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By サッカーキング編集部

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