スポルティングで中心選手として活躍中の守田英正 [写真]=Getty Images
スポルティングが、日本代表MF守田英正との契約延長に向けて動いているようだ。10日、ポルトガル紙『A Bola』が伝えている。
現在28歳の守田は川崎フロンターレとサンタ・クララでのプレーを経て、昨年夏にスポルティングに完全移籍で加入。昨シーズンはウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(現:パリ・サンジェルマン)とボランチを形成し、公式戦通算41試合の出場で6ゴール3アシストという成績を残した。迎えた今シーズンも、ここまでプリメイラ・リーガの全8試合にフル出場し1ゴールをマークするなど中心選手として活躍している。
ルベン・アモリム監督率いるチームにて、今シーズンここまでリーグ戦フル出場が続いているのは、守田のほかにスペイン人GKアントニオ・アダンとポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオの2人のみ。ポルトガル屈指の強豪で存在感を放つ守田の評価はますます上がっており、データサイト『Transfermarkt』における市場価値は、スポルティング加入時の400万ユーロ(約6億3000万円)から1200万ユーロ(約19億円)へと上昇している。
こうした現状や昨今のパフォーマンスを受け、スポルティングは2026年6月末までとなっている守田の契約期間をさらに延長したいと考えている模様。現時点では1年間もしくは2年間の契約延長が検討されており、すでに選手側とのコンタクトも取っているようだ。なお、新契約の締結に際しては、守田の年俸額が大幅に引き上げられる可能性が高いとのこと。また、契約解除金についても現在の4500万ユーロ(約71億円)から6000万ユーロ(約95億円)へ増額される見込みだという。
スポルティングと日本代表の“中盤の主軸”へと成長した守田。果たして、待遇の改善も盛り込まれた新契約を締結することになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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