スイス代表歴代最多出場記録を塗り替えた主将MFジャカ [写真]=Getty Images
スイス代表の主将MFグラニト・ジャカ(レヴァークーゼン/ドイツ)が、同国代表の歴代最多出場記録を塗り替えた。同日、スイスサッカー連盟が伝えている。
15日に行われたEURO2024予選・グループI第7節イスラエル戦に先発フル出場した闘将が、1991年以来破られていなかったスイス代表の歴代最多出場記録を塗り替えた。1992年9月27日にスイス第3の都市バーゼルで生まれたジャカは現在31歳。クラブレベルではバーゼル、ボルシアMG、アーセナル、レヴァークーゼンで活躍している同選手のスイス代表での旅の始まりは18歳の2011年6月。そこからFIFAワールドカップに3度、EUROに2度出場。2020年9月には主将に就任した。そして代表デビューから4547日目となった15日、代表通算出場試合数が「119」に到達。ハインツ・ハーマン氏が保持していた通算118試合出場を上回り、歴代1位に躍り出た。
母国のフットボール史における1頁に綴られたジャカ。才能だけでは未到の記録に到達するのは不可能と強調した同選手は「多くを語る必要はない。代表のシャツは、誇りと名誉を持って着るものだ。決して忘れてはいけないのが、それを当たり前だと思わないこと。12年半の間、これだけの試合に出場してきた背景には、多くの情熱と努力がある」と明かしている。
現時点で通算119試合出場14得点12アシストを記録しているが、この数字はどこまで伸びるのだろうか。スイス代表を牽引するジャカの活躍から目が離せない。
By サッカーキング編集部
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