なでしこジャパンでの籾木結花(画像は2021年)[写真]=Getty Images
スウェーデンのリンシェーピングに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)MF籾木結花が、国内リーグの最優秀MFに選出された。
1996年4月9日生まれで現在27歳の籾木は日テレ・メニーナで育成年代を過ごし、2011年にトップチームにあたる日テレ・ベレーザ(現:日テレ・東京ヴェルディベレーザ)へ昇格。9年間に渡って主力選手として活躍した後、2020年5月にアメリカのOLレインに完全移籍で加入した。2021年12月にはレンタルで加入していたリンシェーピングへの完全移籍が発表され、現在に至るまで同クラブで活躍を続けている。
そんな籾木は2023シーズンのダーム・アルスヴェンスカン(スウェーデン女子1部リーグ)で開幕直後から躍動。リンシェーピングの中心選手として24試合に出場すると15ゴール7アシストをマークし、2年連続の女子チャンピオンズリーグ(WCL)出場権獲得に大きく貢献した。得点ランキングとアシストランキングでともに3位タイという好成績を残した同選手は、リーグの年間最優秀選手(MVP)および最優秀MFの候補に選出されていた。
迎えた現地時間20日、ダーム・アルスヴェンスカンは2023シーズンの年間各賞の受賞者を発表。個人で2部門にノミネートされていた籾木は年間MVPの受賞こそ逃したものの、見事に年間最優秀MFの称号を手にした。なお、年間MVPは優勝したハンマルビーIFに所属するフィンランド女子代表GKアンナ・タミネンが受賞している。
リーグの年間最優秀MFに輝いた籾木は20日に自身の公式X(@nicole_m09)を更新。「MVPはノミネートまでしたんですが取れずでした。結構悔しいですが、それでも The midfielder of the year. Linköpingという小さな街で日本の国旗を掲げて応援して下さった日本人ファミリーの皆さんに、ありがとうと伝えたいです!」とファンへの感謝の思いを綴っている。
なでしこジャパンでもここまで通算40試合に出場し14ゴールを挙げている籾木。来シーズン以降の活躍にも期待がかかる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト