後藤啓介のベルギー移籍が正式決定! [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
アンデルレヒトは28日、ジュビロ磐田からFW後藤啓介を買取オプション付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。レンタル期間は、2024年1月1日からの1年間となっており、背番号は「42」に決定している。
2005年6月3日生まれで現在18歳の後藤は191cmの長身を誇るセンターフォワード(CF)。磐田の下部組織出身で、2022年の高円宮杯U-18プレミアリーグWESTでは18試合に出場し10ゴール3アシストという成績を残した。今年2月にトップチームへ昇格すると、今シーズンは明治安田生命J2リーグで33試合に出場し7ゴールをマークしたほか、YBCルヴァンカップで5試合、天皇杯で1試合に出場。チームのJ1リーグ昇格に大きく貢献した。
海外移籍が決定した後藤は磐田のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「1年間熱い応援ありがとうございました。サポーターの皆さんの声が昇格に繋がりました。すごく充実した、感動的な1年間を過ごすことができました。スクールから数えたら9年間お世話になったクラブを離れるのは寂しいですが、自分が決めた道なので必ず成功できるように頑張ってきます。そして、強い覚悟を持って戦い、プレーし、ファン・サポーターの皆さんにたくさん良い報告ができるように向こうでも頑張ります。ジュビロ磐田でプロキャリアをスタートできて本当に嬉しかったですし、誇りに思います。これからも応援よろしくお願いします」
後藤が加入するアンデルレヒトはブリュッセルを本拠地とするクラブで1908年に創設された。ジュピラー・プロ・リーグ(国内リーグ)で通算34回、国内カップ戦で9度の優勝を誇るベルギー屈指の名門で、1982-83シーズンにはUEFAカップ(現:ヨーロッパリーグ)を制覇している。日本人選手としては2018年から2019年にかけてMF森岡亮太(現:シャルルロワ)が所属していた。
By サッカーキング編集部
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