ヘント所属の渡辺剛(撮影は第15節ユニオンSG戦) [写真]=Getty Images
ヘントに所属している渡辺剛が、21日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第19節ルーヴェン戦で今季の公式戦3点目を記録した。
ここまでジュピラー・プロ・リーグで8勝8分2敗と安定して勝ち点を積み上げ、前節終了時点で3位につけているヘントが、3勝4分11敗という成績で15位に沈むルーヴェンをホームに迎えた一戦。ヘントに所属している渡辺はここまで行われた今季の公式戦全試合でスターティングメンバーに入っており、この日もセンターバックの一角として先発に名を連ねた。一方、ルーヴェン所属の三竿健斗は負傷の影響でメンバー外となっている。
試合は立ち上がりの4分、マティス・サモワーズが左サイドからのクロスボールを頭で叩き込み、ヘントが先手を取る。その後もヘントがチャンスの数を増やしていくと、後半に突入した57分にはホン・ヒョンソクのスルーパスで抜け出したマリック・フォファナが左足で強烈な一撃を突き刺す。65分には敵陣左サイドで得たフリーキックからウーゴ・カイペルスがヘディングシュートを沈めた。
3点リードで迎えた69分、ヘントは左コーナーキックを獲得。スヴェン・クムスが右足でインスイングのボールを蹴り込むと、これがニアサイドへ飛び込んだ渡辺の頭にピタリ。狙い澄ましたヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
渡辺にとってはジュピラー・プロ・リーグ第3節ウェステルロー戦以来、16試合ぶりの今季2ゴール目となった。また、公式戦全体で見ると、ヨーロッパカンファレンスリーグ予選の初陣でも得点を挙げており、これが今季の3点目となっている。
試合はこのままタイムアップ。前節のクラブ・ブルッヘ戦を0-2で落としていたヘントが、今節は終始ルーヴェンを圧倒し、2試合ぶりの白星を飾った。渡辺はフル出場で勝利に貢献している。一方、ルーヴェンはこれで2連敗。直近8試合未勝利と苦しい状況が続いている。
次節は26日に行われ、ヘントは敵地でコルトレイクと、ルーヴェンはホームでオイペンと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ヘント 4-0 ルーヴェン
【得点者】
1-0 4分 マティス・サモワーズ(ヘント)
2-0 57分 マリック・フォファナ(ヘント)
3-0 65分 ウーゴ・カイペルス(ヘント)
4-0 69分 渡辺剛(ヘント)
By サッカーキング編集部
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