アトレティコ・マドリードに加入したフェルメーレン [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードは26日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のロイヤル・アントワープからベルギー代表MFアルトゥール・フェルメーレンを完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイト上で発表した。
アトレティコ・マドリードのクラブ公式サイトによると、フェルメーレンは今季残りの期間に加えて、2030年6月までの6年半契約を結んだ模様。同サイトは「フェルメーレンは健康診断にも合格しており、その後クラブオフィスでミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOの出迎えを受け、契約に署名した」と伝えている。
現在18歳のフェルメーレンは、ロイヤル・アントワープの下部組織出身。2022年7月にトップチームへと昇格すると、以降は十代とは思えない成熟したプレーを披露している。
今季は公式戦32試合に出場して2ゴール6アシストを記録しており、フェルメーレンは完全にチームの中心選手となっている。
また、フェルメーレンは昨年10月に行われたUEFA EURO 2024予選・グループFのオーストリア代表戦で途中出場を果たし、18歳8カ月6日でベルギー代表デビュー。今後、同国代表チームの中盤を長く支える存在として大きな注目を集めている。
バルセロナやアーセナルといった強豪クラブも獲得に関心を示していた18歳の新星を射止めたアトレティコ・マドリード。スペイン紙『マルカ』が26日に伝えたところによると、アトレティコ・マドリードは移籍金2,500万ユーロ(約40億円)+インセンティブという条件でロイヤル・アントワープと合意したという。ボール奪取力に秀で、高精度のビルドアップ能力と豊富な運動力も併せ持つフェルメーレンの加入により、アトレティコ・マドリードの中盤は大きな力を得ることになる。
By サッカーキング編集部
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