批判を受けたルイ・ヴィトーリア監督 [写真]=Getty Images
アフリカネーションズカップのラウンド16が28日に行われ、エジプト代表とコンゴ民主共和国代表が対戦した。
大会最多となる7度の優勝を誇り、今大会でも優勝候補に挙げられているエジプト代表は、グループBを勝ち点「3」の2位で突破。未勝利のまま迎えた決勝トーナメント1回戦ではコンゴ民主共和国代表と激突し、1-1のままPK戦まで突入した激闘に敗れ、ベスト16で姿を消すこととなった。18日に行われた第2節のガーナ代表戦で左太もも裏を負傷し、所属するリヴァプールへと戻り決勝に備えて治療を行なっていたエジプト代表FWモハメド・サラーは、2試合出場1ゴール1アシストの成績で今大会を終えている。
エジプトメディア『KingFut.com』は、ワエル・ゴマー氏のコメントを掲載。元エジプト代表DFは、「選手たちの責任者であるルイ・ヴィトーリアの誤った対応に苦しんだ。彼は選手たちの最悪な部分を引き出し、良いパフォーマンスを発揮させなかった」と指揮官を批判しながら、「残念ながら、私がこれまで見てきたエジプト代表の中で最悪のサッカーだった」と発言。続けて、「この茶番劇に関わった者は全員、責任を取らなければならない」と厳しい言葉を並べた。
一方、エジプト紙『Ahram Online』は、コンゴ民主共和国代表の先制点を「物議を醸すゴール」と指摘。37分にエジプト代表陣内でボールがサイドラインを割った際、同国代表選手がマイボールを主張するなか、コンゴ民主共和国代表は素早いリスタートを選択し、クロスからのヘディングでリードを奪っていた。
By サッカーキング編集部
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