アジアカップでの町田浩樹 [写真]=Getty Images
ベルギーカップ・準決勝ファーストレグが7日に行われ、クラブ・ブルッヘとユニオン・サン・ジロワーズが対戦した。
歴代最多11度の優勝を誇るクラブ・ブルッヘと通算3度目の優勝と1914年以来の決勝進出を目指すユニオン・サンジロワーズの顔合わせとなった準決勝。ファーストレグはクラブ・ブルッヘの本拠地『ヤン・ブレイデル・スタジアム』にて行われた。日本代表の一員としてAFCアジアカップカタール2023に参戦していたユニオン・サン・ジロワーズのDF町田浩樹、クラブ・ブルッヘのMF本間至恩は共にベンチスタートとなった。
試合は序盤からボール保持率を高めたクラブ・ブルッヘが10分に先制に成功。自陣右サイドでハンス・ヴァナケンのワンタッチパスを受けたフェラン・ユトグラが右へ大きく展開し、最後はアンドレアス・スコフ・オルセンがカットインから左足でゴール左下隅に流し込んだ。
前半を1点リードで折り返したクラブ・ブルッヘは46分、敵陣ボックス右角付近でボールを収めたオルセンが鋭い反転から右足でクロスを供給。ファーサイドで待ち構えていたユトグラがヘディングシュートを叩き込み、後半の早い時間帯で点差を広げた。
ユニオン・サン・ジロワーズの反撃は90+2分。敵陣左サイド深くでカメロン・プエルタスが倒されフリーキックを得ると、マティアス・ラスムーセンが左足でインスイングのボールを供給する。ゴール前の混戦でボールがこぼれると、これに反応したのは58分に投入された町田。左足でGKシモン・ミニョレの股を抜くシュートを沈め、土壇場で1点を返した。なお、町田にとってはユニオン・サン・ジロワーズ加入後初ゴールとなっている。
しかし、試合はこのまま2-1で終了。クラブ・ブルッヘが接戦を制し決勝進出へ大きく前進した。なお、本間は89分に途中交代でピッチに立った。セカンドレグはユニオン・サン・ジロワーズの本拠地『スタッド・ジョゼフ・マリアン』にて現地時間28日に行われる。
【スコア】
クラブ・ブルッヘ 2-1 ユニオン・サン・ジロワーズ
【得点者】
1-0 10分 アンドレアス・スコフ・オルセン(クラブ・ブルッヘ)
2-0 46分 フェラン・ユトグラ(クラブ・ブルッヘ)
2-1 90+2分 町田浩樹(ユニオン・サン・ジロワーズ)
By サッカーキング編集部
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