アジアカップでは日本代表の正守護神としてプレーした鈴木 [写真]=Getty Images
シント・トロイデンに所属する日本代表GK鈴木彩艶が、現地時間2月9日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第25節のコルトレイク戦に先発フル出場し、1-0の完封勝利に貢献した。
現在21歳の鈴木は、AFC アジアカップ カタール 2023では、日本代表の正守護神として5試合に先発した。チームはグループステージを2位で通過したものの、決勝トーナメントの準々決勝でイラン代表に1-2で敗戦。“史上最強”との呼び声もあったが、まさかの8強で敗退となった。
各選手たちが失意の中で所属クラブに戻ったなかで、鈴木はコルトレイク戦に先発。しっかりゴールマウスを守り、相手の攻撃を無失点に抑え込んだ。
10日、シント・トロイデンのクラブ公式YouTubeは試合後の鈴木のインタビュー動画を公開。アジアカップから復帰後最初の試合をクリーンシートで終えたことについて訊ねられると、「(復帰直後ということで)難しさは必ずあるなと思っていた」としたうえで、次のように語った。
「正直、自分のパフォーマンスには満足できないですけど、この結果を得られたので。チームに貢献するために毎回努力していますので、一つ結果を出せて良かったかなと思います」
失意のアジアカップで、鈴木はどのようなことを学んだのだろうか。
「シンプルにゴールを守るというところは徹底したいと思いますし、より意識高く守備の部分でチームに貢献したい。今日は無失点という形ができたので、そこを増やせるようにやっていきたいなと思います」
By サッカーキング編集部
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