ヘンクに加入した吉永夢希(写真は今年1月のもの) [写真]=Getty Images
ベルギー1部のヘンクは19日、神村学園DF吉永夢希の加入を正式に発表。背番号は「55」で、4年半契約を締結したことが明らかになっている。
2006年2月22日生まれで現在18歳の吉永は、準々決勝まで進んだ第102回全国高校サッカー選手権大会で全3試合に出場して1得点を記録。また、U-17日本代表にも選出され、昨年6月から開催されたU-17アジアカップでは5試合出場で3アシストを記録して優勝に貢献。さらに、昨年11月に開催されたU-17ワールドカップ2023では全4試合に出場し、決勝トーナメント進出に貢献していた。
すでにヘンクに加入することが内定していたなか、正式に加入することが決定。なお、今後はFW熊田直紀も在籍しているヨング・ヘンク(セカンドチーム)でトレーニングを開始し、来シーズンからヘンクの若手選手としてプレーすることが可能になるという。
吉永の加入が正式に決まったことを受け、ヘンクのテクニカル・コーディネーターを務めるスタイン・ヘルダーマンス氏はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「左サイドバックは国際的に見ても質的に埋めるのが難しいポジションだ。ユメキの加入で私たちはそれができると期待している。彼は驚異的な身体能力と優れた技術、そして推進力を兼ね備えている。これは彼が現在のヘンクで活躍しているサイドバックのリストにうまく適合していることを意味している」
「私たちの攻撃的なプレースタイルではサイドバックがチームの攻撃の原動力となることを期待している。来シーズンから彼はヨング・ヘンクの主力になると見ており、その次の段階ではトップチームのポジションを争うことになるだろう」
By サッカーキング編集部
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