ハーツ戦で2ゴールを決めた古橋亨梧[写真]=Geetty images
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が4日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第35節ハーツ戦で2ゴールを決めた古橋亨梧を絶賛した。イギリスメディア『BBC』が8日、セルティック公式コンテンツ『セルティックTV』でのコメントを引用しながら伝えている。
スコティッシュ・プレミアシップは上位6チームが総当たりで対戦する最終章に突入しており、首位セルティックは勝ち点『84』で、2位レンジャーズと勝ち点差は『3』。負けられない試合が続く中での3位のハーツとの一戦で古橋は2ゴールを奪取。3-0での勝利に貢献した。この活躍で古橋は同節のチーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストイレブン)にも選出されている。
1得点目はCKの流れから素早くポジションを取り直し、浮き球のパスを冷静に頭で流し込み、2得点目はGKとDFの間に送られた浮き球のスルーパスをいち早く反応した古橋が見事なワンタッチボレーでゴールに沈めた。
ロジャーズ監督は古橋のゴールについて「どちらのゴールもボールの行方を素早い予測で反応したものだ。特に、2得点目は彼の得意な形でもあるDFの間を抜け出すものだった。オフサイドにならないための動き出しは完璧だ」と、今季18点目を奪った日本人FWを絶賛した。
最後にロジャーズ監督は、サポーターに以下のようにコメント。次節、2位レンジャーズとの優勝をかけたホームでの直接対決を迎えるにあたり、ハーツ戦同様の熱いサポートを求めた。
「ハーツ戦のサポーターは素晴らしかった。スタンドから感動が伝わってきて、それが選手たちに何を与えるか、選手たちがそれにどう応えるかがわかる。週末にも同じことが必要だし、それが得られると信じている。サポーターはチームを見て喜んでくれている。素晴らしい試合になるはずだし、本当に楽しみだよ」
大一番となったレンジャーズとの“オールドファーム”は、日本時間の11日、20時30分にキックオフを迎える。
By サッカーキング編集部
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