コルトレイクの1部残留に貢献した藤井陽也 [写真]=Getty Images
ジュピラー・プロ・リーグの入れ替え戦・セカンドレグが26日に行われ、日本代表DF藤井陽也とDF角田涼太朗が所属するコルトレイク(1部)が、2戦合計スコア5-2でロンメルSK(2部)を撃破。同リーグ残留を決めている。
レギュラーシーズンの下位4クラブで争われるプレーオフ3で2位となったコルトレイクは、昇格プレーオフを勝ち上がってきたロンメルSK(2部)との入れ替え戦に回ることに。迎えた26日、ファーストレグを1-0で先勝した同クラブは、引き分け以上で残留が確定するセカンドレグに臨んだ。
しかし、開始3分に2戦合計スコアを振り出しに戻された後、スコアを動かすことができずに延長戦に突入した。それでも、96分にFWティエリ・アンブローズが再びリードを奪うゴールを決めると、勢いそのままにハットトリックを達成。結局、コルトレイクは延長戦で計5ゴールが生まれた同試合に4-2で勝利。2戦合計スコアも5-2となり、1部リーグ残留を勝ち獲った。一方で、先発出場した藤井陽也が41分に負傷交代。角田涼太朗は負傷離脱中のため、ベンチ外となっている。
今冬に、藤井が名古屋グランパスからレンタル移籍で加入した時、リーグ戦20試合を消化していたコルトレイクは勝ち点10の最下位に沈んでいた。そこからの“奇跡”の立役者となったのが、同選手と角田、そして途中就任となったフレイル・アレクサンダーソン監督だ。第21節以降の10試合で勝ち点14を積み上げ、先のプレーオフ3で生き残った後、入れ替え戦で1部リーグの座を死守している。
By サッカーキング編集部
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