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快進撃の予感!! 24年ぶりとなるEUROでの勝利に貢献したルーマニア代表の主将は「本当に信じられない」

2024.06.18

24年ぶりとなるEUROでの勝利に貢献した主将MFスタンチュ [写真]=Getty Images

 ルーマニア代表の主将MFニコラエ・スタンチュ(ダマク/サウジアラビア)が、24年ぶりとなるEURO本大会での勝利を振り返った。17日、公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

 EURO2024での快進撃を予感させる、まさにそんな快勝だった。17日に行われたグループE第1節ウクライナ戦に臨んだルーマニア代表は、29分にMFニコラエ・スタンチュのゴラッソで先制すると、53分にはMFラズバン・マリンの強烈ミドルシュートで追加点を挙げる。57分にも1点を加えて3-0の勝利。ルーマニア史上最高の選手と称されるゲオルゲ・ハジ氏が2000年のEUROを最後に代表チームを去って以降、長い間低迷していた同国代表が、24年ぶりとなるEURO本大会での白星となったのだ。

 先制点となったミドルシュートは“スーペルゴラッソ”の一言に尽きる他、出色のパフォーマンスでプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)を受賞したスタンチュ。自身のゴールを振り返った同選手は「キャリアにおける最高のゴールだ。このシャツが僕にとってすべて。EUROの本大会でゴールを決め、あのような勝利を収めるなんて…本当に信じられない」と万感。ただ、「僕は自分自身のことも、チームメイトのこともよく知っている。1勝したからといって、盛大に祝ったりはしない。今はベルギーに集中しているからね」とすでに次戦を見据えていることを口にした。

 また、スタンチュは「(応援は)ユニークで、このような雰囲気を味わったことはなかった。兄弟も父も妻もみんな目に涙を浮かべていたよ」としつつ、「みんなに感謝。今日はとても喜ばせることができたと思う。すべての人々にありがとうと伝えたいし、(この勝利を)お祝いしてくれることを願っている。今日、成し遂げたことは、まさにセンセーショナルだった」と国民が待ち望んでいた、EUROでの勝利について語っている。

 前述したゲオルゲ・ハジ氏が出場した2000年大会のベスト8が、EURO最高成績となるルーマニア代表。22日に行われる第2節でベルギー代表と対戦するが、グループE最大の強敵を相手にこの強さが本物であることを示せたら、“トリコロール”の快進撃は現実味を帯び始めてくるだろう。

By サッカーキング編集部

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