アルバニア戦に向けた前日会見に出席したFWペリシッチ [写真]=Getty Images
クロアチア代表のFWイヴァン・ペリシッチ(ハイドゥク・スプリト)が、アルバニア戦に向けた前日会見に出席した。18日、公式サイト『UEFA.com』が伝えている。
直近2大会でメダルを獲得したワールドカップとは対照的に、過去6度出場したEUROでは決勝ラウンドでの勝利がないクロアチア代表。1996年大会と2008年大会に記録した最高成績のベスト8(当時は16カ国制だっため、決勝ラウンド進出で8強入り)更新に期待がかかる中、15日に行われたグループB第1節スペイン代表戦で0-3の完敗。得失点差で下回った“ヴァトレニ”は、最下位で第2節を迎えることになった。
19日に第2節で対戦するアルバニア代表は、実績だけならグループ内における最弱国の位置付けだが、第1節イタリア戦では開始1分でゴールを決めるなど、決して侮ることのできないチームだ。前日会見に出席したペリシッチも「アルバニアは良いチームで、予選でも力強い戦いをしていた。もう一度細かい部分を確認する必要があるけど、彼らの試合ビデオは視聴済み。パワフルさがあり、走力で多くのエリアをカバーし、最初から最後までピッチで戦っている印象だ。彼らのインテンシティに適応できなければ、厳しい展開になるだろう。開始1分からフルスロットルで、勝ち点3を狙いにいく」と最善の準備を以て、試合に臨むことを強調した。
また、ペリシッチは「辛抱することも大切だけど、スペイン戦とは違うスタートを切る必要がある。試合がどのように進むのかを見守りつつ、もしプラン通りにいかなかったとしても、ベンチにはたくさんの選手がチャンスを待っているんだ。すべてのミスを修正したい」と立ち上がりから主導権を取りにいくと意気込んでいる。
初戦を落としたため、これ以上の黒星が許されないクロアチア代表は、“勝利必須”のアルバニア戦でどのような戦いを見せてくれるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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