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ジローナが今夏2人目の補強! バルサ出身、ポルトガルで飛躍を遂げたFWアベル・ルイスを獲得

2024.06.28

ブラガでは4年半にわたって“主砲”として活躍 [写真]=Getty Images

 ジローナは27日、ブラガからスペイン代表FWアベル・ルイスが完全移籍にて加入することを発表した。

 クラブの発表によると、A・ルイスとジローナは2029年6月30日までの5年契約を締結。スペインメディア『マルカ』によると、移籍金は850万ユーロ(約15億円)程度の見込みだ。加えて、今回の移籍オペレーションには、ジローナがスペイン人MFガブリ・マルティネスの保有権をブラガに譲渡することも含まれているという。同選手は2023-24シーズン、ミランデスへレンタル移籍し、ラ・リーガ2部で41試合出場9ゴール5アシストを記録していた。

 A・ルイスは2000年1月28日生まれの現在24歳。2012年夏にバレンシアのカンテラ(育成組織)からバルセロナへ移籍し、“ラ・マシア”で研鑽を積んだ選手だ。2018-19シーズンのラ・リーガ37節ヘタフェ戦でトップチームデビューを飾ったものの、定着には至らず、主戦場はバルサ・アトレティック(Bチーム)に。2020年1月にはブラガへレンタル移籍し、シーズン終了後に完全移籍へ移行した。

 ブラガでは加入直後から主力の1人として活躍。本職はセンターフォワードながら、両サイドのウイングや2列目でもプレーできる攻撃面での万能さを武器に、4シーズン半にわたってブラガ攻撃陣を支えた。公式戦通算では189試合出場38ゴール19アシストを記録。2023-24シーズンはブラガの一員としてチャンピオンズリーグ(CL)にも出場しており、2024-25シーズンにクラブ史上初のCLを戦うジローナにとっては、欧州での戦いを知るストライカーが加入することとなる。

 また、各年代別のスペイン代表にも名を連ねてきた選手で、ブラガで頭角を現した2021年6月にはスペイン代表デビュー。同年9月を最後に“ラ・ロハ”からは遠ざかっていたが、昨年9月にはアンダーカテゴリーで共闘してきたルイス・デ・ラ・フエンテ監督によって、約2年ぶりにスペイン代表に招集されていた。これまで国際Aマッチ通算で2試合出場を記録している。

 2023-24シーズンのラ・リーガを3位で終え、クラブ史上初のCL出場権を獲得したジローナにとっては、スパルタ・プラハから加入するチェコ代表DFラディスラフ・クレイチーに続いて、今夏の移籍市場で加入する2人目の新戦力となった。

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By サッカーキング編集部

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