EURO2024のフランス戦がフェルトンゲンにとっての“ラストマッチ”に [写真]=Icon Sport via Getty Images
ベルギー代表DFヤン・フェルトンゲン(アンデルレヒト)が5日、自身のSNSを通して、同国代表チームから引退することを発表した。
1987年4月24日生まれで現在37歳のフェルトンゲンは、クラブレベルではトッテナム、アヤックス、ベンフィカなどで活躍した。代表レベルでは、2007年6月に20歳でデビューを飾ると、その後はセンターバックや左サイドバックを中心に主力としてプレー。“黄金世代”の1人としてベルギー代表の躍進に大きく貢献し、FIFAワールドカップとEUROはともに3大会連続で出場。FIFAワールドカップロシア2018では、史上最高成績となる3位入りに大きく貢献した。
現在ドイツで行われているEURO2024のベルギー代表メンバーにも選出され、グループE初戦のスロバキア代表戦(⚫︎0-1)はベンチに座ったまま試合終了の笛を聞いたものの、以降の3試合はフル出場していた。なお、ベルギー代表は決勝トーナメント1回戦でフランス代表に0-1で敗れ、ベスト16敗退となっていた。
フェルトンゲンはこれまでに国際Aマッチ通算で157試合出場10ゴールを記録。出場試合数は、ベルギー代表における歴代最多記録となっている。
代表引退を決断したフェルトンゲンは、自身の公式Instagram(@jvertonghen)に2枚の写真を投稿。1枚がデビュー時のもの、もう1枚が最終戦となったEURO2024のフランス代表戦のもので、「最初の瞬間と最後の瞬間。すべての思い出に感謝している。僕は夢を生きることができた」と綴った。
なお、フェルトンゲンは2023-24シーズン限りで所属クラブのアンデルレヒトとの契約も満了を迎えており、退団が決まっている。37歳となったフェルトンゲンの、次の挑戦の舞台にも注目だ。
By サッカーキング編集部
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