ウェールズ代表の監督に就任したベラミー氏 [写真]=Getty Images
ウェールズサッカー協会(FAW)は9日、同国代表の新監督にクレイグ・ベラミー氏が就任したことを発表した。なお、契約期間は2028年までの4年間となっている。
現在44歳のベラミー氏は、選手時代にニューカッスルやリヴァプール、マンチェスター・シティなどで活躍。ウェールズ代表としても通算78試合に出場し、2014年5月に現役を引退した。指導者転身後はカーディフ・シティのアカデミーやアンデルレヒトのU-21チームでコーチを歴任。2021年初めからはアンデルレヒトのトップチームでアシスタントコーチを務め、2022年7月にバーンリーのコーチへと任命された。
バーンリーは2023-2024シーズンのプレミアリーグを19位で終え、1年でのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決定。ベラミー氏は、ヴァンサン・コンパニ前監督がバイエルンに引き抜かれたことで暫定監督に就任し、来シーズンに向けた正式な指揮官就任が噂されていた。しかし、同クラブは5日にスコット・パーカー氏の監督招へいを発表。そんななか、ベラミー氏はバーンリーを離れて母国ウェールズの代表チームを率いることが決まった。
今回の監督就任に際し、ベラミー氏はFAW公式サイトを通して以下のようにコメントを発表している。
「母国を率いる機会を与えられたことは、私にとって信じられないほど光栄なことであり、私のキャリアの中で最も誇らしい瞬間だ。“カムリ”(ウェールズ後で『同胞』)の監督になることは私の究極の夢で、挑戦する準備はできている。私はこのチームを発展させるために全力を尽くし、ウェールズサッカーに継続的な成功をもたらすことに情熱を注ぐ。9月のネーションズリーグでの試合が待ち遠しい」
By サッカーキング編集部
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