2023-24シーズンはレンタル先のローマでプレーしたR・サンチェス [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェスが、ベンフィカへの復帰に近づいているようだ。8月1日、ポルトガル紙『ア・ボラ』が伝えている。
現在26歳のR・サンチェスは、母国ポルトガルの名門ベンフィカの下部組織出身で、2015年10月にトップチーム昇格。代表チームの一員として臨んだEURO2016で優勝に大きく貢献すると、2016年5月にバイエルンへと完全移籍した。しかし、その後は定位置確保に至らず、スウォンジーへのレンタル移籍を経験。2019年夏からプレーしたリールでは2020-2021シーズンにリーグ・アン制覇に貢献したものの、2022年8月に加入したPSGではスタメン起用がわずか8試合に留まり、2023-2024シーズンはローマにレンタル移籍した。
自身初挑戦となったイタリアでは、公式戦12試合出場1ゴールと苦しんだR・サンチェス。所属元のPSGでは退団候補と判断されていると報じられており、今夏の去就には注目が集まっている。
そんななか、ベンフィカに所属するポルトガル代表MFジョアン・ネヴィスの獲得を目指すPSGが、R・サンチェスのトレードを含めたオファーを提示したと報道。すでに交渉はまとまっており、正式発表が迫っていると伝えられていたが、同紙はR・サンチェスがベンフィカのメディカルチェックを通過したと指摘した。
また、R・サンチェスはレンタル移籍でベンフィカに加入するが、推定1000万ユーロ(約16億円)の買い取りオプションが付帯している模様。今回の移籍が実現すれば、同選手は8年ぶりに古巣へと復帰することになる。
By サッカーキング編集部
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