広島への復帰が決定した川辺駿(画像は昨年3月の代表戦) [写真]=兼子愼一郎
サンフレッチェ広島は2日、スタンダール・リエージュに所属していたMF川辺駿の完全移籍についてクラブ間で基本合意に達したことを発表した。今後はメディカルチェック等を経て正式契約を締結する予定。なお、川辺にとっては約3年ぶりの古巣復帰となる。
1995年9月8日生まれで現在28歳の川辺はサンフレッチェ広島の下部組織出身で、2013年にトップチーム昇格を果たした。2015年にレンタル加入したジュビロ磐田で3シーズンに渡り主力として活躍すると、2019年に広島へ復帰。同クラブで公式戦通算151試合出場9ゴール15アシストという成績を残し、2021年夏にスイス1部のグラスホッパーへ完全移籍で加入した。
グラスホッパーで2シーズンを過ごし、昨年夏にはベルギー1部のスタンダール・リエージュへ活躍の場を移す。2023-24シーズンはジュピラー・プロ・リーグで26試合に出場し7ゴール9アシストをマークしたほか、国内カップ戦でも1試合に出場。また、2021年3月には日本代表にデビュー。ここまで国際Aマッチ通算6試合に出場し1ゴールを挙げている。
3年ぶりにJリーグへ戻ってきた川辺は、広島のクラブ公式サイトを通じて次のように意気込みを示している。
「サンフレッチェ広島という大好きなクラブ、自分の育ったクラブからオファーをもらい、またこのエンブレムを付けてプレーできることを嬉しく思います! 自分のキャリアの中で間違いなく1番大きな決断になりました! 年齢やパフォーマンス面でもこれからくるピークをこのクラブのために闘いたいと思いました! エディオンピースウイング広島で会えるのを楽しみにしています!」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト